大人気となったワークマンの2022年秋冬カタログが発表されています。
その中からバイクに使えそうな製品を見繕ってみたいと思います!
最近は「バイク用」を謳う製品や、明らかにバイクを意識した商品も出てきていますが、かつてのように作業着の中からバイクに使えそうな商品を探すとお宝が見つかるもの。
今回はそんな中からパンツ・ズボンを紹介します。
1枚で履ける製品と、ズボンの上から履くオーバーパンツとに分けて紹介しますよ。
Contents
- 1 【ワークマン2022/2023秋冬】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!(1枚で履ける)
- 1.1 RD1001 ユーロボア防風ウォームパンツ【3,900円】
- 1.2 HP002E マイクロウォームパンツ【2,900円】
- 1.3 HP003E 4D防風ウォームパンツストレッチ【2,900円】
- 1.4 HP004A ディアマジックダイレクトウォームクライミングパンツ【2,900円】
- 1.5 UJ1002B ユーティリティーウォームストレッチパンツ【1,900円】
- 1.6 HP009C エアロストレッチウォームスラックス【1,900円】
- 1.7 HP013A エアロストレッチウォームクライミングパンツ【1,900円】
- 1.8 SD1001 ベーシックストレッチデニムウォームパンツ【1,900円】
- 1.9 FT006 フワテックリバーシブルカーゴパンツ【2,500円】
- 1.10 57535W 裏ボア綿パンツ【2,500円】
- 1.11 WZ7550 ヒーターマイクロウォームデニムパンツ【4,900円】
- 2 【ワークマン2022/2023秋冬】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!(オーバーパンツ)
- 3 まとめ
【ワークマン2022/2023秋冬】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!(1枚で履ける)
RD1001 ユーロボア防風ウォームパンツ【3,900円】
2022年秋冬カタログにて新品番で登場しましたが、恐らく昨年にHP014DXという品番で「超撥水ユーロボア防風デニムパンツ」として売られていた製品の2022年モデルです。
名称から「超撥水」が消えましたが、これはF.レザーブラックが撥水ではないから…だと思われ。
デニムブラックとデニムネイビーに関しては「高撥水」と書かれていますね。
バイク乗りには嬉しい防風となっており、内側は暖かい毛足長めのボア仕様。
2022年モデルの現物はまだ店舗で確認できていませんが、2021年同様であればこれ1枚でかなり暖かい仕様です。
しかし2021年仕様は膝上と腰の蛇腹部分にボアがないため、ここから風が入ってくる感じで寒い…なんて声も。
この辺りが改良されていれば、この冬ファーストチョイスな商品となるでしょう。
位置には不満の声もありましたが、膝パットが付いてくるのもポイント。
HP002E マイクロウォームパンツ【2,900円】
※上記画像は2021年モデルです
自分の中でイチオシの冬用パンツがコレ!
裏地がマイクロフリースとなっているために、履いた瞬間から暖かいです。
購入前は「防風ではないのでどうかな」という思いはあったものの、生地が厚手なためか初冬くらいまでは大丈夫。
真冬は風の当たる膝から寒さを感じるのですが…この時期はオーバーパンツですよね。
3Dムービングカットと紹介されている膝の立体裁断が絶妙で、バイクに乗っても突っ張る感無しです。
立体の為かこのパンツの内側にニープロテクターを装備して隠すことも可能(サイズによるとは思うが)
ファスナー付きポケットは財布やスマホを入れるのにも便利と、イチオシ商品です。
自分のは型番がHP002Cという2019年モデル。
しかし、店舗で2021年のHP002Eを見る限り…何が違うのかわからん。
2022年モデルは2021年から品番が変わっておらず、色の変更があっただけと思われます。
個人的には新色のコーデュロイブラックが気になるところですが…コーデュロイのためか、ポリエステル比率が高いのがどうかな?
2019年モデルですが、詳細レビューはこちらからどうぞ。
HP003E 4D防風ウォームパンツストレッチ【2,900円】
※上記画像は2021年モデルです
防風でストレッチ、更には4D立体構造というのが魅力の製品。
しかし先ほどのHP002Eに比べると明らかに薄い…。
「軽量」と書かれているので薄さも売りなのだとは思うが。
これを履いてバイクに乗った経験が無いので…適当なことは言えないが、恐らくバイクでは防風性能は不足していると思われます。
(日常使いには必要十分な防風性能であり、バイクは想定していないのは理解しているが)
「カタログ表記のグラフだとHP002Dより保温性が高いことになっているが、明らかにこちらの方が寒く感じる謎仕様」…と2020年に書きましたが2021年のカタログではHP002EとHP003Dの保温性は同じ表記になりました。
しかし2022年のカタログでは再びHP003Eの方が保温性が高い仕様に!
表記の揺れなのか、型番がEに進んだことからもわかるように改良が入って保温性が上がったのか…不明。
ちなみに2021年仕様であるHP003Dになった際に耐久撥水機能が追加!
防水では無く撥水ではありますが、急な雨などでは嬉しい機能ですよね。
もちろん2022年仕様のHP003Eも耐久撥水仕様です。
HP004A ディアマジックダイレクトウォームクライミングパンツ【2,900円】
※上記画像は2021年モデルです
人気のディアマジックダイレクトを使ったウォームクライミングパンツ。
2021年モデルから品番の変更がないため、2022年モデルも同じ物の継続販売と思われます。
耐久撥水は小雨程度なら防いでくれる有難い存在です。
クライミングカットによりバイクの乗り降りが楽なのも魅力。
内側フリースで履いた瞬間から暖かいのはマイクロウォームパンツと同様ですね。
ただ、フリースの起毛具合はマイクロウォームパンツの方が多少厚いような気も。
価格も何故か同じ2,900円なので、性能的にはこれが最適解か?
しかし腰のゴムベルトと、付属のナイロンベルトがイマイチなのが残念。
ベルトホールはあるので切り飛ばして普通にベルトをするという手も。
UJ1002B ユーティリティーウォームストレッチパンツ【1,900円】
中綿入りの防寒パンツ。
テフロン加工により撥水・撥油・防汚機能を搭載しているのが魅力。
更にはクライミングカットでストレッチ、極めつけは安いワークマンの中でも安い1,900円!
気になるのは防風ではないので、中綿と素材のポリエステルでどのくらい走行風を防げるか…。
少し肌寒い春・秋頃には良さそうなパンツ。
2021年には型式にAが追加され、右膝部分にスマートフォン用のポケットが追加。
最近のスマホは大きいので、フロントポケットとかだと落とすんですよね…。
バッグを持ちたく無い方には嬉しいアップデートと言えそうです。
そして2022年には型式がBに進み、何かしらのアップデートが入ったと思うのですが…不明。
Aの時には素材にポリウレタンが4%使われていましたが、Bではカタログを見る限りポリエステル100%に。
ここが変更点かも?
HP009C エアロストレッチウォームスラックス【1,900円】
エアロストレッチシリーズのスラックスですね。
ストレッチの名前の通りに非常に伸縮性が高く動きやすいのが特徴です。
2020年からはA→Bとなりましたが、どうやらポケット袋がサスティナブル素材になったようです。
そして2022年にはB→Cとなりましたが…サスティナブル素材がRENUというものからREBORNに変更されたっぽいですね。
こちらもポケット袋に採用されており、廃棄ペットボトルをリサイクルして作られた繊維とのこと。
スラックスというように、シンプルなデザインが特徴でお値段も1,900円と安いのが嬉しいポイント。
登場当初は個人的にHP002Eストレッチマイクロウォームパンツのスラックス版かなと思っていましたが、触り比べてみると明らかに起毛が薄めになっています。
カタログの保温性でも1段劣るように、こちらは薄手の商品となっています。
そのためバイク用途としては春秋の少し肌寒くなってきた…くらいが適温になるでしょうか?
2021年モデルですが、実際に購入して使用しています。
詳細レビューはこちらからどうぞ。
HP013A エアロストレッチウォームクライミングパンツ【1,900円】
※上記画像は2021年モデルです
エアロストレッチシリーズのクライミングパンツです。
商品的には先ほどのエアロストレッチスラックスとほぼ同様になっており、あちらがスラックスに対してこちらはクライミングパンツ。
クライミングパンツというのは股部分の裁縫方法で、超簡単に言うと足を上げやすい…バイクに乗りやすいカッティングとなっています。
他には右太もも部分にスマホポケットが採用されています。
こちらも薄手の起毛が採用されているため、バイク用途にするには春秋くらいが適温になるかと。
お値段も1,900円ですので、見た目の好みでスラックスかクライミングパンツかを選ぶという感じでしょう。
こちらは2021年モデルから品番の変更はないため、2022年モデルも継続販売と思われます。
マスタードイエローが無くなりオーカーが新色として登場していますね。
SD1001 ベーシックストレッチデニムウォームパンツ【1,900円】
2022年春夏に登場し話題となったワークマンのカイハラデニム…の冬仕様。
2022年9月現在店舗で現物を見れていないので断言はできないものの…恐らくは春夏のデニムに裏起毛が付いたものと思われ。
(厳密に言うと色落ち加工を止めたり、右後ろのポケットに隠しポケットが追加されたりと改良されています)
カタログの画像と文章からしか判断できませんが…ライトオンス生地ということで春夏に登場した商品と厚みはさほど変わらないでしょう。
そして裏起毛もほぼわからないレベルの起毛度合い。
ということでバイク用途を考えると、ちょっと涼しくなり始めた9月や10月までとなるでしょうか?
カタログを見ても「保温」というアイコンがありませんので、春秋の少し涼しいかなという季節向きかと。
FT006 フワテックリバーシブルカーゴパンツ【2,500円】
こちらは2022年秋冬で新登場となったフワテックシリーズのカーゴパンツです。
FUWATECHとはなんぞや?といった感じですが、公式によると「ふわっと柔らかく、暖かい軽量素材」とのこと。
リバーシブルではありますが…まぁあまり裏返して使う方はいないと思われます。
表地には耐久撥水、足の上げ下げが楽なストレッチ、便利な左右のカーゴポケットと…バイク乗りには嬉しい機能が多く良さげな商品に見えます。
しかし2022年9月現在、まだ自分は店舗で現物を確認できていない状態…。
ポリエステル100%ということで、薄手でペラペラじゃないと良いなぁと思っています。
こちらはワクパトの際に見つけたら追記したいと思います。
57535W 裏ボア綿パンツ【2,500円】
コットンキャンパーのシリーズと思われる裏ボア綿パンツ。
これまたまだ現物を見れていないので何とも言えないところですが…コットンキャンパーの生地感のままならちょっと気になる商品。
比較的厚めの綿100%ということで、バイクに乗る際には何となくの安心感。
転んだ際には大差無いんじゃないかと思いつつも…ペラペラのパンツよりも厚手のパンツの方が安心感ってありません?
極暖ボアと書かれており、カタログの写真を見る限りでは結構モコモコのボアが使われています。
保温性は高そうですので、防風ではないものの…初冬くらいならいけそうな予感。
右側にしかありませんが、サイドポケットも便利と思われますのでワクパトで見つけたらチェックします。
WZ7550 ヒーターマイクロウォームデニムパンツ【4,900円】
2021年秋冬にワークマンから電熱パンツが登場しましたが、その時にはどちらかと言えばインナー寄りの商品でした。
(1枚でも着用可能と書いてありましたが)
しかし2022年秋冬モデルとして、電熱デニムパンツが登場!
内側はフリース素材と書かれており、裏起毛となっているようです。
画像がないためにどの程度の厚みのフリースかは不明ですが…名前からHP002Eストレッチマイクロウォームパンツと同程度を期待。
表も同様に厚みがあれば、防風機能は無いものの…電熱で真冬でもいけそうな予感です。
限定生産のために…出会えるかどうかというのが大きな問題ですが…。
【ワークマン2022/2023秋冬】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!(オーバーパンツ)
WM3640C イージス360°リフレクト透湿防水防寒ストレッチストロングパンツ【4,900円】
2021年秋冬にはWM3640Bという品番でしたが、2022年秋冬にはB→Cにバージョンアップ
1枚でも履けてオーバーパンツとしても使える、バイク用パンツの決定版と言えるでしょうか?
防水・反射素材・ストレッチ・ニーパットポケットとバイク乗りに欲しい機能は充実している印象。
2021年仕様のWM3640Bは更に耐水圧が15,000mmにパワーアップ!
ただし、カッパではないので雨天のバイクは保証されないと思いますが…15,000mmということで結構期待して良いのではないかと。
もちろん2022年仕様のWM3639Cも耐水圧は同じく15,000mmとなっています。
少なくとも降り始めや被害軽減を考えると防水素材を使っているのは嬉しいところ。
2020年仕様のレビューを見るとバイク用にも関わらず裾が短いのが難点か。
そして安さが魅力のワークマンだけに…4,900円という価格をどう考えるか…というところ。
2021年仕様からFレザーブラックが追加となり、基本的には同じ商品でありつつもレザーではない商品とは機能が異なるのが注意点。
今年も同じですので現物や公式通販サイトでよく確認してから購入して下さいね。
WM3634 ディアマジックダイレクト防風防寒パンツ【1,900円】
ディアマジックダイレクトを使った耐久撥水が特徴のオーバーパンツ。
賛否両論のスルーポケットではあるものの、荷物として持っていて寒い時だけ使う…なんて使い方をする方には向いているか。
防風で耐久撥水、更には中綿のオーバーパンツということで…普段はバイク用品メーカーのパンツを履いているけど…真冬だけツライ…なんて方におすすめしたい製品。
何と言っても1,900円という圧倒的な低価格が魅力です。
ただし2022年秋冬に新登場となるMIXグレーは2,500円と、価格が違うので注意。
ソフトタッチな手触りの特別仕様…とのことですが…600円の価格差は大きいか?
DW002 ディアマジックダイレクトグラミテック綿防風防寒カーゴパンツ【2,900円】
2022年秋冬にて新登場した商品ですが、恐らく2021年秋冬にWM3636Aディアマジックダイレクト綿リップ防風防寒カーゴパンツの後継モデル。
デザインが多少変更されてはいますが、基本的には同様の商品に見えますね。
しかし2022年モデルはカタログに「保温」のアイコンが付いたのが気になるところ。
2021年モデルには無かったので…これは中綿が商品名の通りGRAMITECH中綿が使用されているからだと思われます。
カタログによるとこのグラミテックというのは、中綿に炭素成分を含ませることで保温性が15%向上とのこと。
つまりは同量の中綿であれば、昨年度よりも暖かさアップ!
カーゴパンツの名前の通り外側に大きなポケットが付いている他、綿100%ということもあってオーバーパンツっぽくない見た目が特徴。
観光地でバイクを降りてウロウロするのにも良いかと。
オーバーパンツらしくメインのポケットはスルーポケットですので、上手いこと使い分けると便利でしょう。
R1P デニミーストレッチレインパンツ【3,900円】
カテゴリー的にはレインスーツ扱いになりますが、防水で防風ということでオーバーパンツとしても使える商品です。
というか…これを夏にカッパとして使うには暑いだろう…。
本格的なバイク用から考えるとおまけ程度ではあるものの、ニーパッドが標準装備となっています。
耐水圧15,000mm、透湿度5,000g/m2/24Hとスペックも必要十分といったところ。
デニミーの名前の通り、パッと見がデニムに見えるのもポイントです。
オーバーパンツやカッパっぽさが少ないので、お店などにそのまま入るのも大丈夫でしょう。
しかしポリエステル100%ですので、近くでよく見たり触ったりするとデニムではないことはわかります。
AG1001 イージス防水防寒スーツ【上下で4,900円】
ワークマンと言えばイージス、冬のバイクと言えばイージス。
バイク乗りの間でワークマンが人気となった火付け役が、このイージス透湿防水防寒スーツ…いわゆる無印イージスです。
何と言っても上下で6,800円という驚異のコスパ。
でも話題となった当初はもっと安かったんだけどね。
なんてことを2020年に書きましたが…なんと2021年秋冬には4,900円に値下げ!
そして2022年にはモデルを整理し、「AEGIS REBORN 再始動」として同じ品番で4つの種類を用意。
「ライディング」「フィッシング」「スノー」「ワーク」の4種類が用意されており、バイク乗りには当然「ライディング」がおすすめとなります。
色違い…とかではなく、かなり細部が異なるので…なんで同じ品番にしたんだろう?
耐水圧10,000mmの透湿度20,000g/m3/24hというのは4種類とも同じなので、生地が同じということで品番も同じなのか?
ちなみに透湿度が元々は5,000g/m3/24hなので…2022年モデルには今までとは全く違う生地が使われていると思われます。
またメーカー側は明言していなかったものの…バイク乗りの間では「イージスは色々なシリーズがあるけど、無印が1番暖かい」と噂されていました。
この「ライディング」はその無印の系譜と言え、更には今までの数字は不明なものの…今季から中綿増量200gだそうです!
カワサキライムグリーンのみになってしまったのが残念ですが…とにかく破格。
色々と冬用のパンツを紹介しましたが…今年からバイクに乗り始めたとかで、何も持っていない方は上下セットのこちらを買うのが良いでしょう。
まとめ
ということでまとめます。
ワークマンの秋冬カタログから使えそうなパンツをピックアップ!
最近はバイク専用品も販売中!
かなり色々な商品がありますので、正直どれが良いのかと言うと難しいところ。
とりあえず何も持っていないならAG1001のイージスライディングを買っておけば幸せになれることは間違いないです。
これはイージスを買えば幸せになれる…という宗教です。
あとは季節や用途に合わせて、少しずつ買い足していくと良いかと思います。
パンツ以外のワークマン製品に関しては、別記事でまとめていますのでこちらもどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。