ワークマンの2024年春夏カタログが発表となっています。
その中からバイクに使えそうな製品を見繕っていきますよ。
最近では「バイク用」を謳った製品も増え、「バイク用」とまでは書かれていなくてもバイクを意識した商品も増えてきています。
それだけではなく、かつてのように作業着の中からバイクに使えそうな商品を探すと…お宝が見つかることも。
今回はそんな中からパンツ・ズボンを紹介します。
Contents
- 1 【ワークマン2024春夏】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!
- 1.1 RD104B コーデュラユーロ3Dメッシュパンツ【3,900円】
- 1.2 CS010B 超通気4Dイージーストレッチパンツ【2,900円】
- 1.3 CS004D 冷感アイスパンツ【2,900円】
- 1.4 GR101 グリーンテックシリーズ デニムパンツ【2,500円】
- 1.5 DR103 オニテックス クロスランダー ベイカーパンツ【1,900円】
- 1.6 DR102 オニテックス クロスランダー カーゴパンツ【2,500円】
- 1.7 WR003 4D超撥水ストレッチカーゴパンツ【2,900円】
- 1.8 WM3135A ムーブストレッチカーゴパンツ【1,900円】
- 1.9 CW001A 超撥水ワイドチノパンツ【1,900円】
- 1.10 CS003C エアロストレッチクライミングパンツ【1,900円】
- 1.11 CS027 エアロガードストレッチアイスクライミングパンツ【2,500円】
- 1.12 FL103 フレイムテックエアロストレッチデニムクライミングパンツ【2,900円】
- 1.13 GNT126 遮熱ダブルメッシュ カーゴパンツ【2,900円】
- 1.14 NZ012 プロコアスーパーストレッチシリーズパンツ【1,900円】
- 2 まとめ
【ワークマン2024春夏】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!
RD104B コーデュラユーロ3Dメッシュパンツ【3,900円】
元々は2022年春夏に登場したコーデュラユーロライダースメッシュパンツですね。
更に遡ると2021年までのコーデュラユーロライディングメッシュパンツの後継となるでしょう。
2024年春夏からは名称がコーデュラユーロ3Dメッシュパンツとなり「ライダース」の文字が消えてしまいました…。
しかしながら、物としては継続のライダー向け商品のままです。
現状「バイク用」というのはこちらの商品のみとなっており、見た目や値段等々に問題が無ければこれを選ぶのが無難となりそうです。
2024年からはF.レザーが無くなり、ブラックとカーキの2色展開。
正直あのフェイクレザーは個人的に微妙だったので、これはアリな仕様変更です。
また内側に羊革のヒートガードが搭載されたようで、車種によってはこれが嬉しい装備になることも!
逆に残念な部分はエアダクトアジャスターシステムの表記が無くなったことか?
膝上の蛇腹部分にエアダクトが付いており、この隙間を調整することで走行風が取り入れられる…というシステムだったのですが。
他にもコーデュラの名前の通り、耐摩耗性の高いコーデュラ素材がお尻と膝に使われているのもポイント。
そしてライダーに嬉しい背中が出にくい、背中側が少し高くなったシルエットとなっています。
CS010B 超通気4Dイージーストレッチパンツ【2,900円】
ここからはバイク用…というものではなく、作業着やカジュアルウェアをバイク用に転用できないか?という商品になります。
まずは2020年春夏に登場した超通気4Dイージーストレッチデニムパンツ。
2024年からは「デニム」の文字が無くなり、超通気4Dイージーストレッチパンツになりました。
遠目で見るとデニムっぽいんですが、近づいて見るとポロシャツのような鹿の子編みになっているのが特徴の商品です。
メッシュパンツ同様に、真夏のツーリングには風を通して暑さが少しはマシになるんじゃなかろうかと。
2020年の売れ行きが好調だったのか、インディゴネイビーのみしかなかったのが2021年には一気に5色展開に!
型式にも「A」が付いたことでマイナーチェンジが行われたようですが…カタログからは何が変わったのか?
2020年モデルには「接触冷感」とありましたが、2021年モデルにはこの表記は無くなりました。
そして素材の配合率が多少変更になっています。
2022春夏カタログ及び2023春夏では型式がCS010Aと2021年から変更されていないので、基本的には昨年と同じ物と思われます。
しかし2023年は更に色が増えて全7色展開となりました。
2024年には少し色数を絞ったか、全5色となっていますね。
とかなり良い感じのパンツではあるのですが…個人的に許せないポイントがありまして…。
それがウエスト部分の腰側!
イージーの名前の由来か、腰側がゴムになっていてストレッチするのです。
それ自体は良いのですが…この腰ゴムに「FieldCore」のロゴがびっしりと…。
同色で目立ちにくいように配慮はされているのと、ベルトをしてしまえば目立たないのですが…ガッカリポイントです。
しかもカタログ画像ではわかりにくいので…一度店舗で確認することをおすすめしますよ。
(2024年仕様は未確認。変更されていることに期待!)
CS004D 冷感アイスパンツ【2,900円】
「-5℃」という表記が目を惹く冷感アイスパンツ。
これまた2020年の春夏にも人気商品でしたが、2021年に型式がB→Cへとマイナーチェンジ。
2023年には更に型式が進みDへとなりましたが…変更点は不明です。
一応カタログで変わったところは「OEKO-TEX認証を取得している加工場で生産した生地を使用」となっているので、製造元か生地を変えたのかもしれません。
今までよりもエコに配慮した生地…ということなんでしょう。
2024年は型式に変更は無く、恐らくカラーラインナップの変更のみとなりそうです。
さすがに真夏ですと涼しい、冷たいという感じではありませんが…長ズボンなのに暑くないという声は多いですね。
ワークマン製品定番の4D立体構造で足を上げやすく、右にある大型カーゴポケットと共にバイク乗りには嬉しい仕様です。
GR101 グリーンテックシリーズ デニムパンツ【2,500円】
2023年春夏カタログにて新登場となった、グリーンテックシリーズです。
上記2種類(スリムフィットとレギュラーフィット)の他に、ワイドフィットと全3パターンなのですが…バイク用途と考えるとスリムかレギュラーになるでしょうか。
実物を確認しましたが、実質的に2022年春夏に登場したベーシックストレッチデニムパンツの後継モデル…といった位置付けになるでしょう。
今回はカイハラ製の生地を使っているのは…レギュラーフィットのJAPAN DENIMだけでしょうかね?
他はミント繊維を使ったMINT DENIM、バナナ繊維をつかったBANANA DENIMなどのサスティナブル素材。
それ以外の多くのカラーはBCIコットンとなっているようです。
2023年にはコーヒーかすを使ったCOFFEE DENIMもありましたが、ミントになったようです。
比較的ライトオンスと言える薄めのデニムとなっており、夏には比較的涼しげなジーンズです。
バイクで転んだ時には大差無いとは思いつつも…ポリエステルのペラペラなパンツよりは綿がメインのパンツは安心感がある気がします。
一昨年のベーシックストレッチデニムパンツとの違いとしては、コインポケットが大型化してスマホポケットとなりました。
あのポケットって実質何も入れる物が無い…という方も多いと思われ、良い改良と言えそうです。
ただし…(同じ商品では無いので比較してはいけないかもですが)昨年は1,900円だったのに、2,500円となってしまいました。(2023年)
一昨年のベーシックストレッチデニムパンツですが、購入してレビューを書いていますのでそちらもどうぞ。
DR103 オニテックス クロスランダー ベイカーパンツ【1,900円】
2024年春夏カタログにて新登場のオニテックスシリーズです。
こちらはベイカーパンツですので、比較的シンプルなデザインが特徴でしょうか。
ベイカーパンツ…には諸説ありますが、元々は名前の通りにパン職人が使っていたワークパンツ?
それとも米軍のファティーグパンツ?
この商品はカラーラインナップもあってか、どことなくミリタリーな雰囲気を感じますね。
ちなみにオニテックスとは誰もが知っているであろう「鬼のパンツ」だそうで、「破れにくい」だそうです!
摩耗強さ、引裂き強さ、引張強さがワークマンの基準値よりも遥かに強い素材を使っているそうで、鬼のパンツのように強いぞと。
カタログではガレージウェアとして押し出されているように、作業用として使うのも良さそうです。
接触冷感と吸水速乾が付いているので、暑い時期にも使いやすそうですね。
既にお店に並んでいるので見てきましたが、やはり夏物ということでなかなかのペラペラ具合。
ナイロン95%ということもあり、ナイロンらしさのある見た目でした。
個人的には綿100%みたいなある程度厚みのあるパンツじゃないとバイク乗るのは不安感があるのですが…この薄さで破れない強さがあるなら良さげです。
まぁ変な話、厚みのある綿100%でも転べば破れるし…怪我具合も大差無いとは思っていますが…気持ちの問題ね。
DR102 オニテックス クロスランダー カーゴパンツ【2,500円】
こちらは同じくオニテックスシリーズで、カーゴパンツです。
ポケットが多くて布が多くなるからか…お値段が少し上がって2,500円となっていますね。
基本的に機能面は同じですので、デザインや利便性で選んで良いかと。
個人的にはカーゴパンツが好きですが、やはりナイロン100%でペラペラ感が強いためか…現物見た時には「うーん…」という印象も。(ナイロン100が…と言うより薄さかな)
あくまでも自分の主観ですが、買うならベイカーパンツを買うかな。
あとはブルーグレーはカーゴパンツにしかなく、オリーブグリーンとマスタードはベイカーパンツにしかない…という色の違いもポイントかも。
WR003 4D超撥水ストレッチカーゴパンツ【2,900円】
2020年の春夏に登場した製品だったと思いますが、超撥水が売りのカーゴパンツです。
2024年のカタログでも型式に変更がありませんので、2020年モデルから同じものかと思われますよ。
カタログスペックとしては40回洗濯しても撥水力が持続するという、夕立に合いやすい夏には嬉しいパンツとなっています。
綿の割合が多いためかストレッチと名の付くものの…それほど伸びない印象も。
と言うより…140%ストレッチとかが伸び過ぎなだけな気もするが…。
またタイトな造りも伸びない印象に繋がっているかも?
パンツとしてはいたって普通のカーゴパンツであり、お得意の4Dカットや3Dムービングカット、更にはクライミングカットと足を上げやすくバイクにピッタリ。
サイドポケットはフラップとボタン式になっています。
防水ではないので長時間や強い雨は浸水してきますが、突然の雨には効果的でしょう。
カーゴパンツがお好みでは無い方には、WR002という品番でスラックスも存在します。
WM3135A ムーブストレッチカーゴパンツ【1,900円】
個人的に愛用している商品がこのムーブストレッチカーゴパンツ。
ストレッチと名前が付くように、ポリエステルとポリウレタンが配合されて少し伸びるようになっています。
しかしメインの素材は綿なだけに、それなりの厚みというか安心感があるパンツですね。
お値段1,900円というのが非常に魅力的です。
ワークマン最安のカーゴパンツは980円で、次に1,280円という商品もあるのですが…どちらもザ・作業着なんですよ。
それに対してこのムーブストレッチカーゴパンツは、いわゆるカジュアルウェアのカーゴパンツ。
特徴らしき特徴はないですが、右側のポッケがファスナー仕様なのが嬉しいです。
個人的に超お気に入りなので、是非ともカラーラインナップを増やしてほしいところ。
そしてインディゴのみ素材が違うためか値段が2,500円なのが何とも言えない…。
レビューはコチラをどうぞ。
CW001A 超撥水ワイドチノパンツ【1,900円】
2023年春夏カタログにて新登場、ありそうで今まで無かったチノパンです。
パッと見は普通のチノパンに見えつつも、ワークマンらしいポケットいっぱい仕様。
更には40回洗濯しても効果が持続する超撥水となっています。
ポケットはメッシュ素材となっており、ここがベンチレーションとなるので…もしかしたら普通のパンツよりは涼しいかも?
バイク用途としてはワイド…というのがどうかな?という部分はありますが、足元はテーパードとなっているので大丈夫かも。
2024年春夏カタログでは型番が無印からAに進みましたが…何が変わったのかは正直不明です。
「裾裏ゴム通し用ボタンホール」ってのが無かったような気も?
2023年仕様ですが、実際に購入していますのでレビューは下記をどうぞ。
CS003C エアロストレッチクライミングパンツ【1,900円】
※画像は2023年カタログ
ワークマンのパンツと言ったらコレを紹介しないわけにはいかない…というくらいの定番商品。
なんだけど…特別バイクに向いているというわけではないと個人的には思います。
もちろんアウトドアや普段着には良いと思うけど。
伸縮率130%が示すように非常に動きやすく、クライミングカットなので足をあげやすいというのはバイクでも嬉しいポイント。
ポリエステル90%、ポリウレタン10%というポリウレタンっぽさを感じるしっとり?とした生地の伸び伸びパンツです。
同様の名前でディアマジックダイレクトのクライミングパンツがありますが…あれは腰部分のベルトがイマイチ君。
またショートパンツになるのも便利っちゃ便利ですが、ファスナーが足に当たる感じがなんとも…。
クライミングパンツならば上で紹介しているスタンダード品が良いと思います。
ちなみに型式は2020年からCとなり変更がないので、2024年モデルも2020年モデルと同じと思われ。
ただし2022年にはDGブラウンというカラーのみ防虫加工がされていました。
これが2023年には独立して他の機能も追加され、エアロガードストレッチアイスクライミングパンツとなりました。(次で紹介)
CS027 エアロガードストレッチアイスクライミングパンツ【2,500円】
※画像は2023年カタログ
2022年はDGブラウンというカラーのみ防虫加工がされていましたが、それの後継モデルと言えそうな商品です。
しかし防虫加工だけではなく、新たに接触冷感素材となっています。
ただ…それに伴ってか、通常のクライミングパンツは1,900円に対してこちらは2,500円となっています。
防虫加工や接触冷感に600円の価値を感じられるなら、こちらの商品も良いかと思います。
FL103 フレイムテックエアロストレッチデニムクライミングパンツ【2,900円】
2022年春夏に登場した、フレイムテックアウトドアワークパンツの系譜…となるでしょうか?
2023年には型番がFLP002からFL102に変化し、2024年からはFL103という品番に。
FL102Aではない辺りが、仕様変更ではなく別商品ということを示しているように思います。
以前は名称の通りにアウトドア用のパンツ…という感じでしたが、今年からはこれまた名称通りにクライミングパンツの造りに。
エアロストレッチクライミングパンツに、フレイムテックという防融加工された生地が使われている…という感じでしょうか。
また素材もポリエステル100%から変更され、カラーによって異なるものの綿がメイン素材となりました。
バイク用に使う、ということに限れば歓迎のアップデートと言えるかもです。
GNT126 遮熱ダブルメッシュ カーゴパンツ【2,900円】
真夏の作業着としてワークマンで人気のある遮熱ダブルメッシュシリーズです。
ダブルメッシュで14倍の通気性と書かれており、その名の通り非常に軽量かつ空気の通りが良さそうな造りとなっていますよ。
THE・作業着ではありますが、ブラックやカーキだとそれほど作業着感も無いのでは?
バイクでもメッシュパンツとして風通しよく快適に使えそうな商品ですね。
小さめと言うか細身となっているので、購入の際には試着がおすすめです。
と言うか…ワークマンはこの商品に限らずサイズ感がバラバラなので試着必須。
同じ商品でもカラーによってサイズ感が違う…なんてこともあるので、必ず購入したい色で試着をおすすめします。
NZ012 プロコアスーパーストレッチシリーズパンツ【1,900円】
写真からもわかるように、本来のワークマンらしい作業着です。
超細身シルエットとなっており、ピタピタなデザインです。
しかしスーパーストレッチの名前のように非常に良く伸びる素材が使われているので、履き心地が良いという意見が多いですね。
そして左足のシークレットポケットにスマホが入れられて便利なズボンです。
デザインは好みの問題だと思いますが、バイクと作業着というのは相性が良いと思っています。
そして作業着の中でもデザインがかなりカッコいい部類ではないでしょうか?
更にお値段驚異の1,900円!
プロテクター的な意味では全く効果はありませんが、作業着的な意味では有用な膝補強もポイント。
バイクいじり用としても良いかと思います。
こちらは同じシリーズにNZ002Bという品番で、裾が絞られたジョガーパンツも存在します。
お好みでどうぞ。
まとめ
ということでまとめます。
ワークマンの春夏カタログから使えそうなパンツをピックアップ!
最近はバイク専用品も販売中
かなり色々な商品があり、違いがわかりにくいのがワークマンの特徴とも言えますよね。
今回紹介した以外にも良い商品はあるでしょうし、同シリーズでカーゴパンツではなくスラックスやジョガーパンツが展開されている商品も。
カタログや公式通販サイトを眺めて色々と考えるのも楽しいですね。
パンツ以外のワークマン製品に関しては、別記事でまとめていますのでこちらもどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。