ワークマンの2022年春夏カタログが発表となっています。
その中からバイクに使えそうな製品を見繕っていきますよ。
最近では「バイク用」を謳った製品も増え、「バイク用」とまでは書かれていなくてもバイクを意識した商品も増えてきています。
それだけではなく、かつてのように作業着の中からバイクに使えそうな商品を探すと…お宝が見つかることも。
今回はそんな中からパンツ・ズボンを紹介します。
Contents
- 1 【ワークマン2022春夏】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!
- 1.1 RD104 コーデュラユーロライダースメッシュパンツ【3,900円】
- 1.2 CS010A 超通気4Dイージーストレッチデニムパンツ【2,900円】
- 1.3 CS004C 冷感アイスパンツ【2,900円】
- 1.4 SD001 ベーシックストレッチデニムパンツ【1,900円】
- 1.5 WR003 4D超撥水ストレッチカーゴパンツ【2,900円】
- 1.6 WP002A 4D防水ストレッチデニムパンツ【3,900円】
- 1.7 WM3135A ムーブストレッチカーゴパンツ【1,900円】
- 1.8 CS003C エアロストレッチクライミングパンツ【1,900円】
- 1.9 CS003D エアロストレッチデニムクライミングパンツ【2,500円】
- 1.10 FLP002 フレイムテックアウトドアワークパンツ【2,500円】
- 1.11 NZ012 プロコアスーパーストレッチシリーズパンツ【1,900円】
- 2 まとめ
【ワークマン2022春夏】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!
RD104 コーデュラユーロライダースメッシュパンツ【3,900円】
2022春夏に新登場となったコーデュラユーロライダースメッシュパンツです。
その名の通りライダー向けのメッシュパンツとなっており、昨年までのコーデュラユーロライディングメッシュパンツの後継と言えるモデルだと思われます。
最大の特徴はエアダクトアジャスターシステムと名付けられた、膝上の蛇腹部分のエアダクト。
ここの隙間を調整することで走行風を取り入れる…ということのようですね。
「メッシュパンツ」となっているように、他の部分でも走行風で少しでも涼しくしようという夏用のズボンです。
他にもコーデュラの名前の通り、耐摩耗性の高いコーデュラ素材がお尻と膝に使われているのもポイント。
そしてライダーに嬉しい背中が出にくい、背中側が少し高くなったシルエットとなっています。
昨年までのコーデュラユーロデュアルパンツとコーデュラユーロライディングメッシュパンツはカタログから無くなり、公式オンラインストアにも見当たらないので…現状「バイク用」というのはこれだけとなっています。
(2022年3月現在、上記旧商品を実店舗で見かけていますので欲しい方はお急ぎかもです)
また、自分はこの商品をまだ店舗で見ていないので…正直言ってどうなのかはわかりません。
コーデュラユーロデュアルパンツのニーパットは評判がイマイチでしたが、この商品は改善されているのか?というのが最大のポイントになりそうです。
カタログを見る限りでは、名前の通り最もバイク乗りに向いた商品になっていますよ。
CS010A 超通気4Dイージーストレッチデニムパンツ【2,900円】
ここからはバイク用…というものではなく、作業着やカジュアルウェアをバイク用に転用できないか?という商品になります。
まずは2020年春夏に登場した超通気4Dイージーストレッチデニムパンツ。
遠目で見るとデニムっぽいんですが、近づいて見るとポロシャツのような鹿の子編みになっているのが特徴の商品です。
メッシュパンツ同様に、真夏のツーリングには風を通して暑さが少しはマシになるんじゃなかろうかと。
昨年売れ行きが好調だったのか、インディゴネイビーのみしかなかったのが2021年には一気に5色展開に!
型式にも「A」が付いたことでマイナーチェンジが行われたようですが…カタログからは何が変わったのか?
2020年モデルには「接触冷感」とありましたが、2021年モデルにはこの表記は無くなりました。
そして素材の配合率が多少変更になっています。
2022春夏カタログでは型式がCS010Aと2021年から変更されていないので、基本的には昨年と同じ物と思われます。
カーゴパンツのようなサイドポケットで、特に右側はフラップ付きということでバイクでも物を落とす心配が少ないのが良いですね。
また生産国であるミャンマーの社会情勢により、2021年はブラストネイビーとインディゴサックス、インディゴネイビーの販売が中止。
それらが改めて2022年はカタログ掲載されています。
CS004C 冷感アイスパンツ【2,900円】
「-5℃」という表記が目を惹く冷感アイスパンツ。
これまた2020年の春夏にも人気商品でしたが、2021年に型式がB→Cへとマイナーチェンジ。
ただ…ハッキリ言ってカタログを見る限りでは何が変更されたのかは不明です。
カラーラインナップが変更となった以外には…自分には変更点がわかりませんでした。
2022年もCS004Cと型番に変更はありませんので、変更点は無いものと思われますが新色が追加となりました。
さすがに真夏ですと涼しい、冷たいという感じではありませんが…長ズボンなのに暑くないという声は多いですね。
ワークマン製品定番の4D立体構造で足を上げやすく、右にある大型カーゴポケットと共にバイク乗りには嬉しい仕様です。
SD001 ベーシックストレッチデニムパンツ【1,900円】
個人的に2022春夏カタログで最も気になっているのがこちらの商品。
ベーシックストレッチデニムパンツの名の通り、ベーシックで何の変哲もないジーンズです。
ストレッチ…というのも最近では珍しくはないので、スタンダードなジーパンという感じですね。
2022年3月現在、実店舗では既に入荷しているお店もあり、公式オンラインにもページができています。
しかし…「店舗のみの取り扱い」ということで通販は無いようですね。
何の変哲もないジーンズの何が凄いかというと生地がカイハラ製!
数年前にユニクロのジーンズにも使われて話題になりましたが、ワークマンではたったの1,900円でカイハラデニムが手に入るという…。
お値段がお値段ですので生地は薄手のものですが、逆に春夏には調度良いでしょう。
それでも1,900円にも関わらず、しっかりとカイハラっぽい美しい色味が素晴らしいです。
上記画像のようにカラーがネイビーとブルーの他に、ブラックとグリーンがありますが…ブラックとグリーンはカイハラ製ではないようです。
でもブラックとグリーンも捨てがたい…良い色な気がするんですよね(実物見ないと何とも言えないですが)
そして生地や履き心地は好みの問題も大きいですが、個人的にはジーンズらしく固めと言うかしっかり感の強い素材が好きです。
「ストレッチ」なだけに、昔ながらのバリバリに固いものでは無いですが…それでも生地のしっかり感があるのが良いですね。
そしてこの辺りも好みの問題ですが…転んだ際には大差無いだろうと思いつつも、ペラペラなパンツよりもしっかりとした固めのパンツの方がバイク乗る時の安心感が…無いですか?
購入してレビューを書いていますので、そちらもどうぞ。
WR003 4D超撥水ストレッチカーゴパンツ【2,900円】
2020年の春夏に登場した製品だったと思いますが、超撥水が売りのカーゴパンツです。
2021年に続き2022年のカタログでは型式に変更がありませんので、2020年モデルと同じものかと思われますよ。
カタログスペックとしては40回洗濯しても撥水力が持続するという、夕立に合いやすい夏には嬉しいパンツとなっています。
綿の割合が多いためかストレッチと名の付くものの…それほど伸びない印象も。
と言うより…140%ストレッチとかが伸び過ぎなだけな気もするが…。
パンツとしてはいたって普通のカーゴパンツであり、お得意の4Dカットや3Dムービングカット、更にはクライミングカットと足を上げやすくバイクにピッタリ。
サイドポケットはフラップとボタン式になっています。
防水ではないので長時間や強い雨は浸水してきますが、突然の雨には効果的でしょう。
カーゴパンツがお好みでは無い方には、WR002という品番でスラックスも存在します。
WP002A 4D防水ストレッチデニムパンツ【3,900円】
2020年の春夏カタログには載っておらず、しかし後から突如登場し話題になった商品。
2021年には末尾にAが付いたことからマイナーチェンジが行われたと思われますが、内容に関しては不明。
2022年は品番変わらずなので継続と思われます。
先ほどの商品が撥水だったのに対して、こちらは防水の商品です。
耐水圧10,000mmで透湿度5,000g/m2/24hという性能を持ちながら、外から見る限り普通のデニムパンツにしか見えないのが特徴です。
内側は止水テープなどでカッパっぽさを感じますし、少しゴワついた履き心地も防水なんだなと思わせてくれますね。
一応完全防水ではありますが、一番表のデニム生地自体は撥水加工という点に注意が必要です。
大雨にやられますと大外のデニム生地は浸水し、その次の防水生地で防ぐことになりますので…足は濡れないものの…見た目はびっしょりということに。
そのままお店などに入るのは少し躊躇してしまう見た目になります。
とは言っても突然の雨でもカッパを着なくても大丈夫というのは非常に嬉しいですよね。
それと地味ですがボタンがゴムコーティングされており、大切な愛車のタンクやカウルを傷つけにくくなっています。
ただし…インディゴブルーを除く…何故か。
WM3135A ムーブストレッチカーゴパンツ【1,900円】
個人的に愛用している商品がこのムーブストレッチカーゴパンツ。
ストレッチと名前が付くように、ポリエステルとポリウレタンが配合されて少し伸びるようになっています。
しかしメインの素材は綿なだけに、それなりの厚みというか安心感があるパンツですね。
お値段1,900円というのが非常に魅力的です。
ワークマン最安のカーゴパンツは980円で、次に1,500円という商品もあるのですが…どちらもザ・作業着なんですよ。
それに対してこのムーブストレッチカーゴパンツは、いわゆるカジュアルウェアのカーゴパンツ。
特徴らしき特徴はないですが、右側のポッケがファスナー仕様なのが嬉しいです。
個人的に超お気に入りなので、是非ともカラーラインナップを増やしてほしいところ。
そしてインディゴのみ素材が違うためか値段が2,500円なのが何とも言えない…。
レビューはコチラをどうぞ。
CS003C エアロストレッチクライミングパンツ【1,900円】
ワークマンのパンツと言ったらコレを紹介しないわけにはいかない…というくらいの定番商品。
なんだけど…特別バイクに向いているというわけではないと個人的には思います。
もちろんアウトドアや普段着には良いと思うけど。
伸縮率130%が示すように非常に動きやすく、クライミングカットなので足をあげやすいというのはバイクでも嬉しいポイント。
ポリエステル89%、ポリウレタン11%というポリウレタンっぽさを感じるしっとり?とした生地の伸び伸びパンツです。
同様の名前でディアマジックダイレクトのクライミングパンツがありますが…あれは腰部分のベルトがイマイチ君。
またショートパンツになるのも便利っちゃ便利ですが、ファスナーが足に当たる感じがなんとも…。
クライミングパンツならば上で紹介しているスタンダード品が良いと思います。
もしくは下で紹介するデニムクライミングパンツか。
ちなみに型式は2020年からCとなり変更がないので、2022年モデルも2020年モデルと同じと思われ。
CS003D エアロストレッチデニムクライミングパンツ【2,500円】
通常のクライミングパンツのデニム版…ではなく、細部が違うという謎商品。
大きな違いとしてはクライミングベルトが装備されている点でしょうか?
2020年モデルから2021年モデルになる際に、型式もC→Dへと進化。
カラーが増えた他、素材の配合率が微妙に変更されています。
ポリウレタンがちょっと増えたから…ストレッチ性が向上した…のかもしれません。
そして右太ももあたりにフィールドコアのマークの反射プリントが装着されました。
2022年モデルも型番が変わっていないので、細部の変更は無いと思われますがカタログを見るとカラーラインナップの変更があります。
この商品はジーンズっぽく見えるけど、ストレッチ性の高い楽々パンツといったところ。
もちろんお得意のクライミングカットや3Dムービングカットを採用していることも動きやすさの要因の1つですね。
FLP002 フレイムテックアウトドアワークパンツ【2,500円】
恐らく2022春夏で話題になりそうな商品。
フレイムテックという、2021秋冬に登場した焚き火ダウンことモンスターパーカーの技術が使われた素材。
火の粉などによる穴あきを軽減するという、火に強い素材ですね。
アウトドアワークパンツの名前の通りアウトドア向けの商品となっており、太目でダボッとしたシルエットから…バイク用途には向かない…かもしれません。
しかし!軍パンみたいでカッコいい!
そして大容量のボタン付きのポケットはバイク乗りとしても便利だと思われます。
限定生産なのでお早めに、の商品であり2022年3月現在既に実店舗で発見しています。
自分は125ccのオフ車ということもあり、スピードも出ないので太目のシルエットは気にならないですし、強そうな素材は気に入りました。
ただ…あの左ポケットの謎のワッペンだけが許せなくて購入せず。
いやまぁ謎と言うか、フレイムテックのワッペンなんですけど…こういうのが余計なんだよなぁと思うのは自分だけではないハズ。
同じシリーズにCS005A フレイムテッククライミングパンツも存在します。
こちらはディアマジックダイレクトのクライミングパンツに似た、ファスナー着脱でショートパンツになるタイプ。(上記画像で少し写っているカモフラ柄のがそう)
バイク用途的には短パンになる必要はないので紹介しませんが、実物が気に入ったらアリだと思います。
NZ012 プロコアスーパーストレッチシリーズパンツ【1,900円】
写真からもわかるように、本来のワークマンらしい作業着です。
スーパーストレッチの名前のように150%という驚異のストレッチ性能を発揮!
そして左足のシークレットポケットにスマホが入れられて便利なズボンです。
デザインは好みの問題だと思いますが、バイクと作業着というのは相性が良いと思っています。
そして作業着の中でもデザインがかなりカッコいい部類ではないでしょうか?
更にお値段驚異の1,900円!
プロテクター的な意味では全く効果はありませんが、作業着的な意味では有用な膝補強もポイント。
バイクいじり用としても良いかと思います。
こちらは同じシリーズにNZ002Bという品番で、裾が絞られたジョガーパンツも存在します。
お好みでどうぞ。
まとめ
ということでまとめます。
ワークマンの春夏カタログから使えそうなパンツをピックアップ!
最近はバイク専用品も販売中
かなり色々な商品があり、違いがわかりにくいのがワークマンの特徴とも言えますよね。
今回紹介した以外にも良い商品はあるでしょうし、同シリーズでカーゴパンツではなくスラックスやジョガーパンツが展開されている商品も。
カタログや公式通販サイトを眺めて色々と考えるのも楽しいですね。
パンツ以外のワークマン製品に関しては、別記事でまとめていますのでこちらもどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。