ワークマンの2023年春夏カタログが発表となっています。
その中からバイクに使えそうな製品を見繕っていきますよ。
最近では「バイク用」を謳った製品も増え、「バイク用」とまでは書かれていなくてもバイクを意識した商品も増えてきています。
それだけではなく、かつてのように作業着の中からバイクに使えそうな商品を探すと…お宝が見つかることも。
今回はそんな中からパンツ・ズボンを紹介します。
Contents
- 1 【ワークマン2023春夏】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!
- 1.1 RD104A コーデュラユーロライダースメッシュパンツ【3,900円】
- 1.2 CS010A 超通気4Dイージーストレッチデニムパンツ【2,900円】
- 1.3 CS004D 冷感アイスパンツ【2,900円】
- 1.4 GR101 グリーンテックシリーズ デニムパンツ【2,500円】
- 1.5 WR003 4D超撥水ストレッチカーゴパンツ【2,900円】
- 1.6 WM3135A ムーブストレッチカーゴパンツ【1,900円】
- 1.7 CW001 超撥水ワイドチノパンツ【1,900円】
- 1.8 CS003C エアロストレッチクライミングパンツ【1,900円】
- 1.9 CS027 エアロガードストレッチアイスクライミングパンツ【2,500円】
- 1.10 FL102 フレイムテックアウトドアワークパンツ【2,500円】
- 1.11 GNT126 遮熱ダブルメッシュ カーゴパンツ【2,900円】
- 1.12 NZ012 プロコアスーパーストレッチシリーズパンツ【1,900円】
- 2 まとめ
【ワークマン2023春夏】バイクに使えるパンツ・ズボンを紹介!
RD104A コーデュラユーロライダースメッシュパンツ【3,900円】
2022年春夏に新登場となったコーデュラユーロライダースメッシュパンツです。
その名の通りライダー向けのメッシュパンツとなっており、2021年までのコーデュラユーロライディングメッシュパンツの後継と言えるモデルだと思われます。
2023年春夏には型番が無印からAに進みましたが…カタログを見る限りでは変更点はよくわかりませんね。
一応「反射材付き」と「総メッシュ」というアイコンが2023年は無くなりましたが…。
最大の特徴はエアダクトアジャスターシステムと名付けられた、膝上の蛇腹部分のエアダクト。
ここの隙間を調整することで走行風を取り入れる…ということのようですね。
「メッシュパンツ」となっているように、他の部分でも走行風で少しでも涼しくしようという夏用のズボンです。
他にもコーデュラの名前の通り、耐摩耗性の高いコーデュラ素材がお尻と膝に使われているのもポイント。
そしてライダーに嬉しい背中が出にくい、背中側が少し高くなったシルエットとなっています。
現状「バイク用」というのはこちらの商品のみとなっており、見た目や値段等々に問題が無ければこれを選ぶのが無難となりそうです。
あくまでも個人的な見解ではありますが…F.レザーはちょっと微妙な印象があります。
選ぶならデニムブラックかデニムネイビーか。
CS010A 超通気4Dイージーストレッチデニムパンツ【2,900円】
ここからはバイク用…というものではなく、作業着やカジュアルウェアをバイク用に転用できないか?という商品になります。
まずは2020年春夏に登場した超通気4Dイージーストレッチデニムパンツ。
遠目で見るとデニムっぽいんですが、近づいて見るとポロシャツのような鹿の子編みになっているのが特徴の商品です。
メッシュパンツ同様に、真夏のツーリングには風を通して暑さが少しはマシになるんじゃなかろうかと。
昨年売れ行きが好調だったのか、インディゴネイビーのみしかなかったのが2021年には一気に5色展開に!
型式にも「A」が付いたことでマイナーチェンジが行われたようですが…カタログからは何が変わったのか?
2020年モデルには「接触冷感」とありましたが、2021年モデルにはこの表記は無くなりました。
そして素材の配合率が多少変更になっています。
2022春夏カタログ及び2023春夏では型式がCS010Aと2021年から変更されていないので、基本的には昨年と同じ物と思われます。
しかし2023年は更に色が増えて全7色展開となりました。
カーゴパンツのようなサイドポケットで、特に右側はフラップ付きということでバイクでも物を落とす心配が少ないのが良いですね。
とかなり良い感じのパンツではあるのですが…個人的に許せないポイントがありまして…。
それがウエスト部分の腰側!
イージーの名前の由来か、腰側がゴムになっていてストレッチするのです。
それ自体は良いのですが…この腰ゴムに「FieldCore」のロゴがびっしりと…。
同色で目立ちにくいように配慮はされているのと、ベルトをしてしまえば目立たないのですが…ガッカリポイントです。
しかもカタログ画像ではわかりにくいので…一度店舗で確認することをおすすめしますよ。
CS004D 冷感アイスパンツ【2,900円】
「-5℃」という表記が目を惹く冷感アイスパンツ。
これまた2020年の春夏にも人気商品でしたが、2021年に型式がB→Cへとマイナーチェンジ。
ただ…ハッキリ言ってカタログを見る限りでは何が変更されたのかは不明です。
カラーラインナップが変更となった以外には…自分には変更点がわかりませんでした。
2023年には更に型式が進みDへとなりましたが…これまた変更点は不明です。
一応カタログで変わったところは「OEKO-TEX認証を取得している加工場で生産した生地を使用」となっているので、製造元か生地を変えたのかもしれません。
今までよりもエコに配慮した生地…ということなんでしょう。
さすがに真夏ですと涼しい、冷たいという感じではありませんが…長ズボンなのに暑くないという声は多いですね。
ワークマン製品定番の4D立体構造で足を上げやすく、右にある大型カーゴポケットと共にバイク乗りには嬉しい仕様です。
GR101 グリーンテックシリーズ デニムパンツ【2,500円】
2023年春夏カタログにて新登場となった、グリーンテックシリーズです。
上記2種類(スリムフィットとレギュラーフィット)の他に、ワイドフィットと全3パターンなのですが…バイク用途と考えるとスリムかレギュラーになるでしょうか。
実物を確認しましたが、実質的に2022年春夏に登場したベーシックストレッチデニムパンツの後継モデル…といった位置付けになるでしょう。
今回はカイハラ製の生地を使っているのは…レギュラーフィットのJAPAN DENIMだけでしょうかね?
他はワイドフィットはバナナ繊維を使ったBANANA DENIM、スリムフィットはコーヒーかすを使ったCOFFEE DENIMとサスティナブル素材を使っています。
他のカラーは昨年と同じくBCIコットンですね。
比較的ライトオンスと言える薄めのデニムとなっており、夏には比較的涼しげなジーンズです。
バイクで転んだ時には大差無いとは思いつつも…ポリエステルのペラペラなパンツよりは綿がメインのパンツは安心感がある気がします。
昨年のベーシックストレッチデニムパンツとの違いとしては、コインポケットが大型化してスマホポケットとなりました。
あのポケットって実質何も入れる物が無い…という方も多いと思われ、良い改良と言えそうです。
ただし…(同じ商品では無いので比較してはいけないかもですが)昨年は1,900円だったのに、2,500円となってしまいました。
昨年のベーシックストレッチデニムパンツですが、購入してレビューを書いていますのでそちらもどうぞ。
WR003 4D超撥水ストレッチカーゴパンツ【2,900円】
2020年の春夏に登場した製品だったと思いますが、超撥水が売りのカーゴパンツです。
2023年のカタログでも型式に変更がありませんので、2020年モデルから同じものかと思われますよ。
カタログスペックとしては40回洗濯しても撥水力が持続するという、夕立に合いやすい夏には嬉しいパンツとなっています。
綿の割合が多いためかストレッチと名の付くものの…それほど伸びない印象も。
と言うより…140%ストレッチとかが伸び過ぎなだけな気もするが…。
パンツとしてはいたって普通のカーゴパンツであり、お得意の4Dカットや3Dムービングカット、更にはクライミングカットと足を上げやすくバイクにピッタリ。
サイドポケットはフラップとボタン式になっています。
防水ではないので長時間や強い雨は浸水してきますが、突然の雨には効果的でしょう。
カーゴパンツがお好みでは無い方には、WR002という品番でスラックスも存在します。
WM3135A ムーブストレッチカーゴパンツ【1,900円】
個人的に愛用している商品がこのムーブストレッチカーゴパンツ。
ストレッチと名前が付くように、ポリエステルとポリウレタンが配合されて少し伸びるようになっています。
しかしメインの素材は綿なだけに、それなりの厚みというか安心感があるパンツですね。
お値段1,900円というのが非常に魅力的です。
ワークマン最安のカーゴパンツは980円で、次に1,500円という商品もあるのですが…どちらもザ・作業着なんですよ。
それに対してこのムーブストレッチカーゴパンツは、いわゆるカジュアルウェアのカーゴパンツ。
特徴らしき特徴はないですが、右側のポッケがファスナー仕様なのが嬉しいです。
個人的に超お気に入りなので、是非ともカラーラインナップを増やしてほしいところ。
そしてインディゴのみ素材が違うためか値段が2,500円なのが何とも言えない…。
レビューはコチラをどうぞ。
CW001 超撥水ワイドチノパンツ【1,900円】
2023年春夏カタログにて新登場、ありそうで今まで無かったチノパンです。
パッと見は普通のチノパンに見えつつも、ワークマンらしいポケットいっぱい仕様。
更には40回洗濯しても効果が持続する超撥水となっています。
ポケットはメッシュ素材となっており、ここがベンチレーションとなるので…もしかしたら普通のパンツよりは涼しいかも?
バイク用途としてはワイド…というのがどうかな?という部分はありますが、シルエットを見る限りではそれほど極太ではなさそうですね。
ちょっと自分は現物が見れていないのですが、気になる商品なのでワクパトの際にはチェックする予定です。
値上げはしないと言いつつも…新しい商品は今までよりも割高感が出てきた中で、お値段は良心的な1,900円というのも嬉しいポイントですね。
CS003C エアロストレッチクライミングパンツ【1,900円】
ワークマンのパンツと言ったらコレを紹介しないわけにはいかない…というくらいの定番商品。
なんだけど…特別バイクに向いているというわけではないと個人的には思います。
もちろんアウトドアや普段着には良いと思うけど。
伸縮率130%が示すように非常に動きやすく、クライミングカットなので足をあげやすいというのはバイクでも嬉しいポイント。
ポリエステル89%、ポリウレタン11%というポリウレタンっぽさを感じるしっとり?とした生地の伸び伸びパンツです。
同様の名前でディアマジックダイレクトのクライミングパンツがありますが…あれは腰部分のベルトがイマイチ君。
またショートパンツになるのも便利っちゃ便利ですが、ファスナーが足に当たる感じがなんとも…。
クライミングパンツならば上で紹介しているスタンダード品が良いと思います。
ちなみに型式は2020年からCとなり変更がないので、2023年モデルも2020年モデルと同じと思われ。
ただし2022年にはDGブラウンというカラーのみ防虫加工がされていました。
これが2023年には独立して他の機能も追加され、エアロガードストレッチアイスクライミングパンツとなりました。(次で紹介)
CS027 エアロガードストレッチアイスクライミングパンツ【2,500円】
昨年はDGブラウンというカラーのみ防虫加工がされていましたが、それの後継モデルと言えそうな商品です。
しかし防虫加工だけではなく、新たに接触冷感素材となっています。
ただ…それに伴ってか、通常のクライミングパンツは1,900円に対してこちらは2,500円となっています。
防虫加工や接触冷感に600円の価値を感じられるなら、こちらの商品も良いかと思います。
FL102 フレイムテックアウトドアワークパンツ【2,500円】
2022年春夏に登場した同名のパンツの後継モデルと言えそうです。
しかし品番がFLP002からFL102に代わったことで、一応別商品という扱いに。
フレイムテックという防融加工された生地が使われており、焚き火などの火の粉が飛んでも穴が開きにくいというシリーズですね。
昨年からの変更点としてはバックポケットがフラップ式ではなくなりました。
またフロントポケットも大型フラップポケットだったものが、サイドに移動しています。
そして昨年この記事で自分が酷評した左ポケットの謎ワッペンは無くなったようです。笑
昨年仕様の方が軍パンぽくてカッコいい部分もありましたが、全体的には良い方向にグレードアップしたかと。
まだ自分は現物が見れていないのですが…昨シーズンと同じ生地感であれば、強そうな素材で個人的には好きなタイプのパンツです。
GNT126 遮熱ダブルメッシュ カーゴパンツ【2,900円】
真夏の作業着としてワークマンで人気のある遮熱ダブルメッシュシリーズです。
ダブルメッシュで14倍の通気性と書かれており、その名の通り非常に軽量かつ空気の通りが良さそうな造りとなっていますよ。
THE・作業着ではありますが、ブラックやカーキだとそれほど作業着感も無いのでは?
バイクでもメッシュパンツとして風通しよく快適に使えそうな商品ですね。
小さめと言うか細身となっているので、購入の際には試着がおすすめです。
と言うか…ワークマンはこの商品に限らずサイズ感がバラバラなので試着必須。
同じ商品でもカラーによってサイズ感が違う…なんてこともあるので、必ず購入したい色で試着をおすすめします。
NZ012 プロコアスーパーストレッチシリーズパンツ【1,900円】
写真からもわかるように、本来のワークマンらしい作業着です。
超細身シルエットとなっており、ピタピタなデザインです。
しかしスーパーストレッチの名前のように非常に良く伸びる素材が使われているので、履き心地が良いという意見が多いですね。
そして左足のシークレットポケットにスマホが入れられて便利なズボンです。
デザインは好みの問題だと思いますが、バイクと作業着というのは相性が良いと思っています。
そして作業着の中でもデザインがかなりカッコいい部類ではないでしょうか?
更にお値段驚異の1,900円!
プロテクター的な意味では全く効果はありませんが、作業着的な意味では有用な膝補強もポイント。
バイクいじり用としても良いかと思います。
こちらは同じシリーズにNZ002Bという品番で、裾が絞られたジョガーパンツも存在します。
お好みでどうぞ。
まとめ
ということでまとめます。
ワークマンの春夏カタログから使えそうなパンツをピックアップ!
最近はバイク専用品も販売中
かなり色々な商品があり、違いがわかりにくいのがワークマンの特徴とも言えますよね。
今回紹介した以外にも良い商品はあるでしょうし、同シリーズでカーゴパンツではなくスラックスやジョガーパンツが展開されている商品も。
カタログや公式通販サイトを眺めて色々と考えるのも楽しいですね。
パンツ以外のワークマン製品に関しては、別記事でまとめていますのでこちらもどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。