【ワークマン】イージスダウンジャケットH290Aをレビュー!

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冬と言ったらダウン!

ワークマンでは2020年に大々的にフュージョンダウンが発売となりましたが、これは名前の通りダウンと中綿の混ざったタイプ。

そこにひっそりとイージスダウンという、ダウンとフェザーのみの100%ダウン(言葉がおかしいな)が存在していましたね。

しかし…作業着っぽさが強かったためか、一部の層を除いてあまり話題にならなかった印象があります。

自分も昨年は購入を見送りました。

しかし、2021年の秋冬カタログでは改良されて大幅にデザイン変更!

これは!と思ったので、発売されて割とすぐに購入してきましたよ。

それでは徹底的に紹介します!

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【ワークマン】イージスダウンジャケットH290Aの概要

品番:H290A

商品名:イージスダウンジャケット

価格:5,800円

カラー:全4色

まず全体像はこんな感じです。

そしてタグはこんな感じ。

画像の通り、カラーはベージュを購入。

カラーに関してですが、特にこのベージュは見方によって結構色味が変わって見える印象。

上記の画像でも、3枚目が茶色っぽく…他の画像は白っぽく見えるかと。

光が当たると比較的白っぽく見え、光の少ない環境だと茶色っぽく見えます。

公式の画像もそうですね、着用画像の方が白っぽく、4色並んでいる画像の方が茶色っぽい。

少し赤みのある茶色で、某掲示板ではダサいだのオッサン臭いだの散々な言われような色ですが…個人的にはカッコいいと思うんだけどなぁ。

お店の方によると(その店だけの話かもですが)人気はオリーブとのこと。

次いでベージュで、意外や最も不人気色がブラックだそうで。

ノー〇フェイ〇っぽいイエロー×ブラックは11月予定なので、自分が購入した際にはありませんでしたよ。

ダウンなのに耐水圧20,000mmというレインウェア並のスペックはさすがワークマンと言ったところ。

最近乱発気味な「イージス」ブランドですが、イージスの名に恥じない耐水圧!

耐久撥水も付いているので雨でも(季節的には雪か?)全然大丈夫でしょう。

防風も付いた素材は今年のモデルからナイロンタッサーに。

テカテカ感が全く無く、コットンのような自然な風合いで個人的には好印象。

ただ、素材としてはナイロン100%なので動いた際に多少のシャカシャカ音が出るのは…まぁ仕方ない。

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【ワークマン】イージスダウンジャケットH290Aの用途

特に考えずに買いましたが…やっぱりオーソドックスに冬の防寒着かなぁ?

バイクに乗る時にも使うかもしれませんが、イージスリフレクトとどちらが暖かいかは興味深いところ。

この辺りは真冬になったら…。

ちなみにフードの取り外しや収納ができないので、自分のような速度の出ないバイクなら問題ないですが高速などに乗る方は注意です。

ただ後ろが少し長めのサイクルカットであったり、外せないもののフードのドローコード等と自分の用途的にはバイクでもいけそうな気がしますね。

細部は後ほど紹介します。

とりあえず真冬になったら日常的に着倒してみたいと思います。

ワークマンの中ではお高い製品ですが、この値段でダウンというのは驚き価格。

汚れや痛みを気にせずにアウトドアや外遊びで使えるのが良いですよね。

洗濯表示はこんな感じ。

手洗いで漂白は不可、乾燥機もアイロンもクリーニングも不可。

そして干すときは日陰でつり干しとなっております。

ちなみに洗えるダウンとして話題になった、リペアテック洗えるフュージョンダウンフーディは「洗濯機で非常に弱い洗濯が可能」という表記です。

更にはタンブル乾燥も低い温度なら可能で、ウェットクリーニングも可能!

この辺りはさすが「洗える」と銘打っているだけのことはありますが、こちらのイージスダウンも手洗い可能なのは素晴らしいのでは?

頻繁には洗えない商品となりそうですが、シーズンオフに同様の上着を集めて風呂場で手洗いって感じですかね。

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【ワークマン】イージスダウンジャケットH290Aの細部

メインファスナー

まずは大事なメインファスナー部分。

残念ながらYKK製ではないがCMZと書かれており、調べたところ中国のジッパーメーカーのようです。

大きめの歯ということもあるとは思うけど、開け閉めに関してはスムーズの一言で特段気になりません。

YKKだからね!と言われれば信じてしまいそうなレベルです。

耐久性は知らんけど。

といきなり文句を言いましたが、個人的にはこのジッパー…というかここの前立ての構造は良い意味で驚きました。

何と言っても見ての通り、フラップが二重!

そして写真では完全に閉めちゃっているので見えないですが、ファスナーの裏にもフラップがあるので…なんと実質三重の構造になっています。

ファスナー部分からの風の侵入は無いでしょう!

ファスナーを開けて、三重になっているのがわかる画像は下記です。

そして今年のモデル、H290Aはこのフラップを止めるのがボタンに進化!

昨年のH290はマジックテープ式であり、「バリバリ!」「やめて!」なんだよね。

(若い子にはこのネタが通じないらしい)

着ている時の見た目はマジックテープの方が表に何もない分シンプルで良いんだけど…脱ぐ時にバリッってなるのがアレなんで、個人的には今回のアップデートは大歓迎。

ちなみにボタンは黒の無地でロゴ等はないです。

ポケット

ポケットは正面の両サイドに1か所ずつと、内ポケットが左右に1か所ずつ。

そしてバックポケットが1か所となっています。

正面のポケットはアウトドア用のジャケットでお馴染みの、縦に開くタイプ。

左右共に同じ構造なので写真は片側だけど、こんな感じ。

外側から内側に向けたフラップ構造になっていて、これは恐らく雨対策。

ただファスナーは止水ジップではないので、ポケットは完全防水じゃないと思っていた方が良さそう。

ちなみにこのファスナーもYKKではない。

メーカー名の表記はないが、メインジップと同じでCMZ製なんじゃないかな?

もちろん動きには何の不満もなくスムーズに動く。

内側はメッシュと言うか…起毛と言うか…なんとも不思議な感じ。

暖かいと言えば暖かいが、おっさんの荒れた手は引っ掛かりを感じる…アレだアレ、マイクロファーバークロスみたいな感じ。(ちょっと違うか)

このメインポケットは位置が微妙で、公式通販ページの画像を見ても違和感があると思うが…位置が高過ぎる。

公式通販ページのように手を突っ込むには…ハッキリ言って窮屈。

多分…内ポケットの位置との関係だとは思うけど。

良いんだ、俺冬場は手袋派だから。

また物を詰め込むと腹が出て見えるのも難点ではあるが…スマホや財布、キーケースくらいならってところ。

最近流行りの?この不思議なポケットはアウトドア由来で、調べたところザックを背負った際にハーネスと重ならないとのこと。

バイク乗る時にリュックを使っているけど、気にしたことなかったね。

言われてみると確かに横開きのポケットだと、リュック背負ったままだと使いにくい。

そして内ポケットはこんな感じで、左右にメッシュ状の大型タイプ。

iPad入るんじゃね?ってくらいに大きいポケットで、メッシュということもあって多少厚みがある物でも対応可能。

個人的には何を入れるのかさっぱり思いつかないけれど…ポケットがいっぱいあることは正義だ。

そして今年のモデルから採用されたっぽい、バックポケットがこちら。

以前レビューしたM65タイプウォームストレッチジャケットと同様のタイプ。

これまたYKK製ではなさそうだけど、動作には不満のないレベルのスムーズなファスナーが使われています。

バックポケットは背中の中心、つまり半分くらいまでの深さとなっています。

これまた何を入れるのか、個人的には今のところ用途が思い浮かばないけれども…ポケットが多いのは便利。

下の画像の赤点線部分がポケットのイメージ。

しかし…シワッシワだな…焦らずちゃんと伸ばしてから写真を撮れば良かったね。

ワークマンに怒られそうな写真だ。

ちなみにM65タイプウォームストレッチジャケットのレビュー記事はコチラ。

みんな大好きワークマン! 2020年のAWカタログが公開されて、最も気になったのがM65タイプウォームストレッチジャケット(なげぇよ)です...
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フード

フードは一体型で取り外しは不可。

一般の用途には全く問題無いけど、バイク乗り的には取り外しかロールアップ構造があると嬉しいところ。

左右にドローコードが付き、サイズの調整が可能です。

後ろ側はこんな感じで、後ろにも1か所ドローコードが付いていてサイズの調整が可能。

裏地

裏地はこんな感じで、いわゆるツルッツルの生地。

ダウンジャケットらしく、パッキングで5つに分かれているのが特徴っちゃ特徴かな。

背中とお腹部分のダウンの量はほぼ同等程度。

それなりに厚みがあるので暖かそうな印象です。

お店で見た時はギュウギュウに陳列されていたから…ちょっとダウン少ないかなと思ったけど、家に帰ってきてしばらく放置したら無事に膨らんだ気もする。

対して腕部分はダウン量が少なめで、表のナイロンタッサー素材と合わせてダウンっぽさを減らしてビバンダム君になるのを防いでいる印象。

悪く言い換えれば腕が寒いってことなんだろうけど。

お詫びと訂正

コメントでご指摘頂きました。

腕部分はダウンではなく、ポリエステル100%です。

同様にフード部分もポリ100となります。

なので上記は「腕部分は綿量が少なめで…」と読み替えて下さい

また首の部分には起毛トリコット素材が使われているようで、公式情報によると首を暖める効果の他に立ち襟でフードを綺麗に見せる役目があるそう。

この記事を書いているのは10月末なので…着ると暑いので試着しかしておらず恩恵はわからないけど、防寒対策の肝は首だから効果には期待しているんだよね。

それと裏地とはちょっと違うけど、画像のように微妙に後ろ側が長く作られたいわゆるサイクルカット。

単純に冬服としても少しでもお尻が隠れる方が暖かいし、背中が出やすいバイク乗り的には嬉しいポイント。

あ、画像には写っていないけど裾もドローコードで絞れます。

ロゴ

ロゴと言えばワークマン。

ワークマンと言えばロゴ。

なのですが、このイージスダウンジャケットにはロゴがありません!

最近はロゴが随分と減った商品も増えている印象ですが、このダウンはロゴが0なんじゃないかな?

今まででありがちなのは右肩の後ろ側か、裾の後ろ側、あとは左胸といったところだけど…見渡す限りロゴは無し。

更に内側に至っても刺繍なども含めてロゴは無し!

更に更に、ボタンはさっき少し触れたけど無地!

ファスナーの引手も無地で恐らく一切のロゴが無い状態と思われます。

唯一と言って良いのが洗濯表示に「販売元 株式会社ワークマン」と書かれているだけっぽいですね。

これさえも嫌だという方は…切っちゃえば解決です。

そしてカタログにも公式通販サイトにも「反射材付き」と書いてあるのですが…これも自分には見つけられません。

どっか付いているのかなぁ?

一応暗い部屋でスマホのライトを当ててみましたが…わからん。

昨年のモデルであるH290には付いていたので、その表記を消し忘れているだけのような気が。

昨年モデルは右の腕と言うか、手首の手前に付いてましたね。

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【ワークマン】イージスダウンジャケットH290Aのサイズ

ワークマンあるあるなのがサイズですよね。

商品によってサイズ感が違うので、一概に「俺はMサイズ」とか言えないのが悩みどころ。

管理人スペックは170cm55kgと痩せ型で、ユニクロではMサイズがジャストとなっています。

今回のイージスダウンジャケットはMサイズかLサイズか…悩ましいなといったところ。

Mサイズでも着れそうですが、少し肩回りに窮屈感があるような気が。

自分は基本的に寒がりなので、冬用の上着は多少サイズに余裕を持たせて中に色々着れるようにしたい。

更にはもしバイクで使うなら、中にプロテクターを着込む余裕が欲しい…なんてところからLサイズを選択。

最近はオーバーサイズ気味なのが流行っていることもあって、違和感はないけど…Mサイズの方がシルエット的には綺麗かな。

ただMサイズだと、やっぱり少し肩に窮屈感がある。

多分自分は決して肩幅があるタイプではないので、恐らく購入を検討している方はいつもの1サイズアップが無難だと思います。

今回購入したLサイズを着てみると、袖は手の甲よりも少し長く指の第二関節を隠して第一関節が出るくらい。

裾はお尻がギリギリ隠れるか隠れないか…というくらいの長さになります。

ディアライトウォームジャケット、フュージョンダウンフーディーとの比較

最近のワークマンは似たような商品が多くてよくわからん!って方も多いのでは?

また、イージスダウンと同系列ということでH260BディアライトウォームジャケットHD002Aリペアテック洗えるフュージョンダウンフーディーと悩んでいる方もいるかと思います。

イージスダウンを購入し、ディアライトウォームジャケットも購入、フュージョンダウンは試着のみですが…3種類を見比べることができたので少しまとめておきます。

デザインは好みの問題で好きなの選んでって感じですが…個人的な印象としてはイージスダウンはシンプル。

ディアライトは可愛い感じで、フュージョンダウンはアウトドアかな。

サイズ感的にはどれも同じ印象で、自分的にはMサイズでも良いけどLサイズを買うかなって感じです。

では比較をまとめてみたのでどうぞ。

  イージスダウン ディアライト フュージョン
品番 H290A H260B HD002A
価格 5,800円 4,900円 3,900円
温かさ
防水 ×
撥水 ×
防風 ×
洗濯 手洗い 手洗い 洗濯機可
裏アルミ × ×

温かさは比較のための記号で、ディアライトウォームジャケットが寒い…という意味ではないです。

着比べてみるとイージスダウン>フュージョンダウンフーディ>ディアライトウォームの順に暖かい印象という意味。

これは単純に中身の問題で、イージスはダウン75%にフェザー25%です。

フュージョンはダウン45%、ポリエステル40%、アクリル10%、フェザー5%とダウンと中綿のミックス。

そしてディアライトはポリエステル100%となっています。

もこもこ具合…要は中綿の量はさほど違いがなさそうな印象なので、単に素材の違いが暖かさの違いと言えそうです。

(強いて言うとフュージョンダウンが少し中身が少ない気も)

とにかく暖かいのが!とかダウンが欲しいって方はイージスダウンを。

デザインが良くて雨風に強いのが欲しい方はディアライト。

安くて暖かい上着が!とか洗えるのが大事!裏アルミを試してみたいって方はフュージョンダウンを、って感じでしょうか。

ディアライトウォームジャケットは購入していますので、こちらの記事もどうぞ。

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まとめ

ということでまとめます。

イージスダウンを徹底レビュー!

真冬用の暖かい上着としてイチオシ

某掲示板では何故か不評な印象がある今年モデルのイージスダウンですが、個人的には昨年度モデルよりもかなり良くなったと思います。

モンスターパーカーが1番人気のようですが、あれは単にタマ数が少ないだけの印象も。

イージスダウンはそれなりに店舗に入っているようですし、オンラインショップでも11月より取扱予定のようです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    >>対して腕部分はダウン量が少なめで、表のナイロンタッサー素材と合わせてダウンっぽさを減らしてビバンダム君になるのを防いでいる印象。

    公式に書かれてますが、腕(袖)の部分はダウン入ってませんよ。ポリエステルです。

    表地:ナイロン100%
    中わた:ダウン75%・フェザー25%
    袖・フード中わた部分:ポリエステル100%
    裏地:ポリエステル100%

    • Y より:

      通りすがりさん、ありがとうございます。
      確認不足でしたねorz

      なるほど、ポリ100ということもあって腕部分は少なめに感じるのかもですね。
      記事も修正します、ありがとうございます。