自然豊かな場所でコーヒーを飲む、バイクツーリングの楽しみ方の1つですよね。
いつものコーヒーが3割増で美味しく感じるのは間違いないです!
そんなコーヒーツーリングですが、色々と揃える道具が必要そうで…という方も多いでしょう。
自分も始める前はそう思っていました。
今回はそんなコーヒーツーリングに興味を持った方に、まずは外でコーヒーを飲んでみようという「お気楽装備」から、ちょっとこだわった装備まで必要な道具を徹底紹介します。
100均の道具もかなり使えるものが多く、有効活用すればかなり安上がりです。
是非とも大自然の中でストレス発散しちゃってください。
Contents
コーヒーツーリングの道具【お気楽装備】
まずは超々お手軽なお気楽装備を紹介します。
必要なモノは…なんとコレだけ!
・インスタントコーヒー
・お湯
・マグカップ
・ゴミ袋
インスタントコーヒー
絶対に必要な物がコーヒーです。
コーヒーも色々と種類があるわけですが…お手軽お気楽装備というならば、間違いなくインスタントコーヒーがおすすめ!
インスタントなんて…って方には、もちろん次以降でしっかり紹介しますよ。
インスタントコーヒーと言ってもビンに入っているヤツは重いし大きいしでとっても不便です。
荷物はなるべく減らしたいバイクだけに、個人的には旅館などによくあるスティックタイプがおすすめ。
自分は使わないので、画像が無いので商品紹介で。
1杯分に小分けされているので計る必要もないですし、荷物も非常に少なくて済むのがおすすめの理由です。
更にはカフェオレとか砂糖入りとか種類が豊富なため、ブラックコーヒーが苦手な方にもおすすめ!
砂糖やミルクを持って行くのも荷物が増えてしまいますからね…。
お湯
これも無いと始まらないですよね。
お湯を沸かしたい!って方は次で詳しく紹介しますが、道具も何も無いって方はお湯を持って行くのも1つの手。
保温ボトル…いわゆる水筒に沸騰したお湯を入れておけばコーヒーを飲む程度ならば全く問題ないです。
多少温度が下がるのは事実ですが、カップラーメンとかとは違い熱々のお湯じゃなくても大丈夫。
むしろ飲み頃の良い温度だったりしますよ。
マグカップ
これも絶対に必要な物ですね。
ぶっちゃけ紙コップとかでも全然OKです。
ですがちょっとアウトドアな雰囲気のコップがあると気分が違うのも事実。
コップも奥が非常に深く、性能も価格もピンキリだったりしますが…それはハマってから考えましょう。
アウトドア気分を味わうだけなら、100均でもそれっぽいコップが売っています。
自分が愛用しているのは100均コップですよ。
ゴミ袋
自然豊かな場所で…と思うとゴミ箱は9分9厘ありません。
ゴミは持ち帰るのがマナーですね。
今紹介したお気軽装備であれば、ゴミはインスタントコーヒーの袋程度。
ポケットに入れて持ち帰るとかでも全然OKです。
ただ、コーヒーを飲んだ後のコップがちょっと厄介だったり…。
飲み切ったつもりでも微妙に残っていたりで、バッグの中が濡れてしまったりするんですよ。
そのため、コップもゴミ袋に入れて持ち帰るのがおすすめです。
コーヒーツーリングの道具【お湯を沸かしたい】
次段階としてはお湯を沸かしてコーヒーを飲むための道具を紹介します。
コーヒーはインスタントでも全然OKですが、この段階で豆を紹介しますよ。
・ドリップコーヒー
・水(ボトル)
・シングルバーナー
・ケトルやクッカー
・コップ
・ゴミ袋
ドリップコーヒー
コーヒーは何でも良いのですが、インスタントの次段階という意味でドリップコーヒーを紹介します。
1杯分のコーヒー豆が簡易ドリッパーとセットになっているヤツですね。
インスタントと違って、やっぱりコーヒー飲んだって気になるのが良いところ。
こだわりが無ければ普通にスーパーとかで売っているものでOKです。
下記のように色々な種類を詰め合わせた製品なんかもあります。
好みに合わせて色々と選べるのも良いですね。
一応下記は澤井珈琲さんというお店の商品で、自分が愛用しているお店だったりします。
水(ボトル)
現地調達というのも面白いですが、持って行くのが確実です。
手間暇かけたくない方はコンビニでペットボトルの水を買えばそれでOKですよ。
ボトルも何でも良いのですが、蓋がしっかり出来てこぼれないのを選びましょう。
そういった意味ではペットボトルは優秀です。
自分は上記画像のように、100均で買ったボトルを使っています。
ペットボトルを使うよりアウトドアっぽいような…?
気分ですよ気分。
シングルバーナー
お湯を沸かすための道具は、いわゆるシングルバーナーというものがおすすめ。
料理をするわけではなくお湯が沸かせれば良いので、そんなに良い物じゃなくて大丈夫です。
ちょっとマニアックトークをすると、バーナーはCB缶を使うタイプとOD缶を使うタイプの2種類に。
CB缶は安いのとコンビニなどでも買える手軽さが魅力。
OD缶は高地でも火力が安定することと、コンパクトさが魅力です。
山の頂上でお湯を沸かす…とかでなければCB缶で良いと思いますが、バイクなので荷物を減らすという意味ではOD缶もありかもしれません。
自分はCB缶を使うイワタニジュニアを愛用しています。
中華製の激安バーナーなどもありますが…さすがに火を使うものは怖いなと。
名の知れた製品の中では、比較的お手頃価格なのがイワタニジュニアかなと思います。
ケトル・クッカー
お湯を沸かすためのヤカンですね。
直火OKな物なら何でも大丈夫です。
料理をするとなると色々と欲しくなるところですが、コーヒーを飲むならお湯を沸かすだけ。
コップのサイズ以上のお湯が沸かせられる大きさのものであればOKですね。
自分はDODの「ラーメン、コーヒー、そして俺」という中二病全開の素敵な名前の製品に付いていたクッカーを使っています。
これはクッカーの他にもコーヒーミルにパーコレーターセットが入っていて、非常に良い商品だったんですよ。
残念ながら廃盤になってしまいましたが…。
一応こんな物だよという意味でコールマンのクッカーを貼っておきますが…こんな良い物じゃなくて全然大丈夫です。
お金のある方はもっと良い製品買ってください。
コップ&ゴミ袋
コップとゴミ袋は先ほど紹介した通りです。
ただ、ドリップコーヒーになると湿った豆というゴミが出ます。
これを持ち帰るためにも、密閉出来る袋が便利。
具体的にはジップロックの袋がおすすめです。
コーヒーツーリングの道具【本格的に】
次は現地で豆を挽いてドリップコーヒーを楽しむ…そんな本格派に必要な道具を紹介します。
強者になると現地でコーヒー豆の焙煎をするそうで…自分も焙煎やってみたいと思っているところ。
しかし焙煎したてのコーヒーは美味しくないそうな。
さてさて本格派のあなたに必要なものはこんな感じです。
重複するところはすっ飛ばして、新しいところだけ紹介しますよ。
・コーヒー豆
・ハンドミル
・ドリッパー
・水(ボトル)
・シングルバーナー
・ケトルやクッカー
・コップ
・ゴミ袋
コーヒー豆
挽いた状態ではなく豆の状態で購入します。
コーヒーの香りって揮発性なので、挽いた直後が1番良い香りなんですよ。
粉で買ってくると…どんなに密閉容器とかで保存しても香りが抜けてしまうもの。
せっかくなので家で飲む時も豆から挽くと美味しいコーヒーが楽しめますよ。
お好きな豆を買ってくれば良いのですが…よくわかんないって方はカルディコーヒーとかで「〇〇ブレンド」とかって書いてあるのを買ってくればOKです。
他にも探すと豆を販売しているコーヒー屋さんというのは、意外と近くにあったりするもの。
100gくらいから売っているので、色々と飲み比べてみても面白いものです。
ちなみに100gで10杯くらい。
それもコーヒーカップでだから、だいたい150mlとかの小さいコップです。
自分の場合は毎日家で何杯も飲むので質より量!
キロ単位で購入して、使わない分は冷凍庫に。(冷凍保存出来るぞ)
キロで購入なので通販利用なのですが、安くてなかなか美味しくて大量販売しているお店ということで澤井珈琲さんを利用中。
貼ったリンクは1種類が2kgですが、このお店は500gを4種類で計2kgなんて大入袋があるのも嬉しいところ。
好みの味が見つかるまでは、色々な豆を買ってみるのがおすすめです。
ハンドミル
現地でコーヒー豆を挽くためにはハンドミルが必要です。
家で毎日使うなら電動ミルが楽なんだけど、外だとコンパクトなハンドミルが鉄板でしょう。
ツーリングで山で1杯って感じなら、家を出る前にミルの中に計量した豆を詰めておくのがおすすめ。
それをお湯が沸くのを待っている間にゴリゴリと挽くわけですね。
自分はケトルと同じくDODの「ラーメン、コーヒー、そして俺」という中二病全開の素敵な名前の製品に付いていたハンドミルを使っています。
上の画像に写ってるやつですな。
有名なのはポーレックスってところのコーヒーミルなのですが、お値段はなかなかよろしくてございます。
似たようなのが1,000~2,000円くらいで売っているので、最初はそんなんで良いでしょう。
ってかDODのも単品では恐らくそのくらいの価格帯の製品だろう…。
そんなレベルでも豆の挽き具合(粗挽きとか中挽きとか)を調整する機能は付いています。
この挽き具合でも味が変わるのが面白いところ。
ドリッパー
挽いた豆からコーヒーを抽出するのにドリッパーが必要です。
色々な物があるので、好みで選べば良いのですが…個人的にはダイソーで売っている使い捨てのドリッパーがおすすめ。(上の写真のやつ)
こだわり派の人には鼻で笑われそうだけど、何が良いって非常にコンパクト。
ドリップコーヒーの中身無しだと思ってもらえばOKなのですが、使う前は平らな状態で場所をとりません。
使う時に広げて、挽いた豆を入れてお湯を注ぐ。
終わったら豆と一緒にゴミ袋にポイ出来るので、後片付けも超簡単!
アウトドア用で折りたためるドリッパー(ユニフレームが有名ですな)とかもありますが、ドリッパーは大きくて場所を取るのです。
ペーパーフィルターも用意する必要がありますし…荷物を減らしたいバイカーにはダイソーの使い捨てドリッパーがおすすめです。
そうそう中二病セットDODのセットにはパーコレーターセットが入っているのですが…味が好みじゃなくてお蔵入り。
アウトドアっぽくて良いなと思ったのですが、構造上…香りが薄く雑味が強いコーヒーになります。
また豆の挽き具合や火加減が難しく…味も香りも無いうっすいコーヒーを作りがち。
いやまぁこれは自分の未熟さ故なのですが。
ついでに悪口をもう少し言うと、残ったコーヒーカスの掃除も大変。
そんなこんなでドリップ式に落ち着きましたとさ。
コーヒーツーリングの道具【あると便利な物】
最後に必須では無いものの、あると便利な物を紹介します。
・テーブル
・椅子
テーブル
山の中や河原などだと、物を置くためのテーブルが欲しいところ。
アウトドア用の色々な物がありますが…バイクだとデカい重いとなります。
上の画像はしっかりとしたテーブルを持ち出しましたが…正直もう二度と持って行きたくないってくらいに重かった。
タンデムシートやリアキャリアに括り付けると違うとは思いますが、自分としてはもっと軽量コンパクトにって感じです。
最近見つけたのがセリアのプラテーブル。
小さくて背も低いけど、最低限の物は置けそうな感じ。
ちゃちいのも事実だけど、とにかく軽いので良さげな感じです。
多少重くても良いからしっかりした物を…って方には鹿番長のローテーブルが鉄板。
コンパクトで軽量な部類で人気があります。
椅子
チェアも無いよりはあった方が便利です。
テーブルも含めてですが、この辺りは考え方次第。
現地でゆったりくつろぐのが目的ならば、ある程度しっかりとしたものを持って行くのがおすすめ。
特にテーブルとイスは高さを合わせないと使い勝手が悪い…という面もあります。
ローテーブルを使うならば椅子も低いものを。
高さのあるテーブルを使うならば、椅子もある程度高さのあるものを使うのが理想です。
上の写真の時にはパチノックスを使ったのですが、これはまぁ比較的軽くておすすめではあります。
しかし最近は座れれば良い程度にしか思っていないので、これまた100均の背もたれ付きの折りたたみ椅子を使っています。
テーブルも椅子も軽量コンパクトを重視しています。
お世辞にも座り心地が良いとは言えないですが、短時間なら問題無し。
畳むと薄くなるのと、非常に軽量なのがポイントですね。
まとめ
ということでまとめます。
お気楽装備ならばすぐにでも始められる
本格的にやるなら色々と道具が必要
道具選びの楽しさというのもありますよね。
100均で使えそうなものを掘り出すのもまた楽しかったり。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。