DEENマルチパーパスビットラチェット(e-choiceマルチフレックスビットセット)をレビュー!

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バイクに乗る上で、ある程度の工具って必要ですよね。

整備の時はもちろん…車載工具としても出先で困らない程度の工具は持っておきたいところ。

車体に最初から積んである工具はお世辞にも使えるとは言えないだけに、何か良い物はないかと思っていたんですよ。

持ち運びを考えると…いかに少なく軽くするかがポイント。

そんな中で「コレは!」と思ったのが今回紹介するDEENのマルチパーパスビットラチェットです。

(正確には類似品ですが…)

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DEENマルチパーパスビットラチェットと類似品を紹介!

車載工具として、軽量かつ1つで色々な作業を出来るもの…として調べていた中で見つけたのがDEENのマルチパーパスビットラチェットです。

詳細は後ほど紹介するとして…これの凄いところは2本の棒が変幻自在で色々な工具になるということ!

これは良いなと思ったのですが、こんな2本の棒っ切れがなんと5,478円!

昔は黒ではなくシルバーのモデルがあり、そちらだと4,950円でしたが…たっけぇだろ!(暴言)

いや、工具を使う仕事をしていたこともあるので…良い工具は高いというのは理解していますが…。

そこで見つけたのがe-choiceのマルチフレックスビットセット!

全く同じ(に見える)棒が2本に、こちらは更にビットセットが付いています。

Amazonが1番安いかな?で、お値段はなんと安い時で2,980円。

ついでに言うとTONEからも同じ(に見える)商品が販売されています。

こっちは先ほどのe-choiceの商品と同じ…かと思いきやビットの種類が違うんです。

お値段はお店にもよりますが、現時点では楽天が安くて4,500円程度。

さてさてこの3製品は同じ物なのか…はたまたコピー品なのか…。

その辺りの考察も含めて、3製品の違いを見ていきたいのですが…まずはレビュー行きましょう。

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e-choiceマルチフレックスビットセットの概要!

品番:不明

品名:ラチェット マルチフレックス ビット セット 27PC

価格:5,360円(らしい)

市場価格:2,980円程度

検討した結果、お値段に釣られてe-choiceとなりました。

まずは外観をどうぞ。

パッケージには29pcとか書いてあるけど、中身は27pcです。

(ケースとパッケージで+2なのか?)

あとで紹介するけど…(現時点で)販売ページと中身が違うので注意!

専用の缶ケースに入っています。

空けるとこんな感じでスポンジが入っていますが、結構しっかりハマってるので…スポンジ無くても落ちないと思われ。

で、ご対面です。

ビットのサイズ表記とかもあって、なかなかしっかりとしたスポンジ(土台)ですね。

パッケージの裏側には入り組みが書かれています。

で販売ページと中身が違うってのが、この入っているビットでして正誤表ってほどじゃないけど…作ったので下記参照。

線引かれて消されているのが、販売ページに書かれているけど入っていない物。

赤文字書かれていないけど入っている物。

何もないのが、販売ページに書かれていて実際も入っている物。

ミニリバースギアラチェット

マグネットビットエクステンションバー

1/4SQアダプター

プラスドライバービット(PH+):No.1、No.2、No.3

プラスドライバービット(PZ+):No.1No.2No.3

マイナスドライバービット(SL-):4、5.5

ヘックスビット:1.5、2、2.5、3、4、5、6、7、8

トルクスビット穴無し:T6789、10、152025273040

トルクスビット穴有り:T-20H、25H、27H

簡単に言うとPZ+のドライバーが入っていなくて、トルクスのサイズが違うということに。

まぁPZ+は珍しいし、トルクスも実用サイズが入っているので…むしろこの方がありがたいという噂もあるけど…販売ページが間違ってるのはダメだろうよ。

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e-choiceマルチフレックスビットセットのレビュー・使用感!

使い方編

さてさて実際に使ってみての感想なのですが、まずはこいつの使い方と言うか凄いところを紹介します。

主役はいわゆるラチェットレンチと、エクステンションバーの2本の棒ですね。

エクステンションバーということで、オーソドックスな使い方がこちら。

狭いところでの作業をするためのエクステンションバーですね。

もちろんエクステンションバーの先端にビットが固定出来ますよ。

続いての使い方が持ち手のエクステンション!

ラチェットの後ろ側にエクステンションバーを取り付けることが出来るので、こうすると長い工具になります。

長くなることで…硬く締まったボルトを緩めるのに有利に。

先ほどのラチェットのみでは緩まないボルトを緩められる…かもしれません。

ラチェットって本来は緩める1発目に使ってはいけないんですけどね。

(本締めはOKな製品が多いです)

メガネやスピンナー等で緩めて、その後の早回しに使うのが本来の姿です。

ということもあり、じゃあ緩める時はどうするのさ?というのがコイツの凄いところ。

ラチェットに書かれている白点と、エクステンションバーのマークを合わせると(下記画像参照)…Tレンチになるんです!

ここを合わせると、なんと貫通するんですよ。

さっきラチェットハンドルの後ろにエクステンションバーが付けられる…と紹介しましたよね?

つまり、ラチェットハンドルの後ろにビットも付けられるんです!

これでいわゆるTレンチもしくはT型ボックスレンチになりますね。

ラチェットの首振り部分の耐久性が未知数ですが、ラチェットを傷めることなくボルトを緩められますな。

ちなみに首振り部分はこんな感じで、黒いボタンを押すとフリーになるオーソドックスなやつ。

安物はこのギア部分が舐めて…首がカタカタになってしまうというのが一般的。

コイツはどのくらい持つか不明だけれども、なるべく負担をかけないように使いたいところ…。

そんでもってトドメは1/4のアダプターが付いているところ!

ビットと1/4の変換アダプターで、コイツを使うと1/4のソケットが使用出来るように。

どうでしょう?頭の出っ張りも低めだし、使いやすいと思われます。

この状態だと、本当にただの1/4のラチェットハンドルですね。

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使い分け編

ここで自分なりの使い分け方を紹介します。

普段は1/4アダプターを使い、先端には1/4のソケットを使用。

使い方のイメージとしてはこんな感じ。

入り組んだところとかで、届かない時にはエクステンションバーが役に立つでしょう。

先ほども紹介したように、緩まない時にはエクステンションバーを後ろに付けて長い工具代わりに。

Tレンチ活きるのはドライバーを使いたい時。

バイクだとあまり多くはないものの…部分的にプラスネジが使われているところもあります。

ドライバーの基本は押しながら回すこと。

押す力と回す力の配分は7:3とまで言われるほどに、押しながら回すのが大事。

ラチェットだとどうしても…この押すが出来ないんですよ。

で、プラスネジの頭を舐めるまでがセット…。

Tハンドルを使えば押しながら回せるので、かなり舐めにくくなるハズです。

ちなみにそこまでのレベルではない場合(強いトルクで締まっていない場合)は、ラチェットの首を90°振って使えばL字レンチのようにも使えます。

何回か書きましたが…首振り部分のギアの耐久性さえあればかなり優秀な工具になりそうな予感。

肝心のビットの精度はと言うと…まぁそれなりってのが正直なところ。

間違ってもスナップオンだKTCだってレベルを期待してはいけません。

でもアストロとかストレートくらいのレベルでは使えそうな感じです。

この辺りはちょっと整備などで使ってみて追記したいと思いますよ。

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DEENとe-choice、TONEの違いを考察!

さてさて、だいぶお腹いっぱいになったかと思いますが…DEENとe-choice、更にはTONEの違いを詳しく見ていきたいと思います。

ちなみにTONEのみ現物を見ていませんが、DEENは現物を見ていますしe-choiceは購入済み。

DEENとe-choiceは見た目は全く同じで、刻印と色のみが違います。

TONEは画像から判断するに、グリップの造りが違いますね。

(形状もですが、長さもTONEは長く見える)

ここから先は推測であり…事実は不明ですが、個人的には全て同じ所で作っていると思います。

つまるところコピー品ではない…ということ。

DEENは元々工具メーカーではないです。(工具の企画・開発であり製造はしていない

DEENの工具は色々な工具メーカーで製造していますね。

今は知らないですが…自分がよく使っていたのだと、ラチェットファコムと同じギアの造りだし、ドライバースナップオンのグリップと同じでした。

ファコムだスナップオンだというのも、現在は全部がフランスやアメリカ製ではありません。

台湾や中国製も結構あって、その台湾や中国の工場(会社)が複数のメーカーの製品を作っているのでしょう。

TONEは日本の工具メーカーで、日本の工場で製造も行っているようですが…全部じゃないのかもしれません。

中国・台湾製という噂もありますし(真相は不明)、少なくともこの工具は出所は一緒…かもしれません。

e-choiceはパッケージに徳君株式会社と書かれており、ここは沖縄にある自動車工具・用品の会社のようです。

事業内容は商品企画・開発・販売の他に、輸出入事業と書かれているので、自社工場製ではないことは明白。

DEEN同様に中国や台湾のメーカーと協力してオリジナル工具を作っているのでしょう。

つまり出所は中国だか台湾の同じ工場…なんじゃないかなと思う次第。

商品開発となっているけれども、あちらの工場に良い商品があればほぼそのまま自社ブランドとして売る…というのはどこの世界でもあること。

中身の入り組みの違いなどが、各メーカーの考えの違いって感じなんじゃないでしょうかね?

もちろん自分には真相はわかりません!

戯言だと思って聞き流して下さいね。

最後に各メーカーの入り組みの違いを紹介します。

DEEN

DEENにもビットセットになった商品もありますので、そちらも紹介しますよ。

DEEN マルチパーパスビットラチェット

値段:5,478円

ビットラチェット

エクステンションバー

DEEN ビット&ビットラチェットセット

値段:7,920円

ビットラチェット

エクステンションバー

プラスビット:1、2、3

マイナスビット:3、4、5

ヘックス:1.5、2、2.5、3、4、5、6

トルクス(穴無し):8、10、15、20、25、27、30

トルクス(穴有り):10、15、20、25、27、30

1/4SQアダプター

DEENのセット品は以前は違う商品で、1/4アダプターの向きが違うのが難点だったんですよ。

詳細や拡大画像が見つからなかったので…合っているかわかりませんが、恐らく改善されたっぽいです。

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e-choice

e-choice マルチフレックスビットセット27PC

値段:3,000円程度

ビットラチェット

エクステンションバー

プラスビット:1、2、3

マイナスビット:4、5.5

ヘックスビット:1.5、2、2.5、3、4、5、6、7、8

トルクスビット穴無し:10、15、20、25、27、30、40

トルクスビット穴有り:20、25、27

1/4SQアダプター

DEENのセットに比べると、下記点が違うところ。

無:マイナス3番、トルクスT8、穴有りトルクスT10とT15とT30

有:ヘックス8mm、トルクスT40

ぶっちゃけ中身はたいした差ではない。

バイクだとトルクスは滅多に使われていないので、むしろヘックス8mmがある分こちらが良い気も。

もちろん価格差があるので、ビットの精度の差はあるかもしれません。

TONE

TONE ビットラチェットセット BRFS27

値段:4,500円程度

ビットラチェット

エクステンションバー

プラスビット:1、2、3(各2個)

マイナスビット:5.5、6、8

ヘックスビット:2、2.5、3、4、5、6、7、8

トルクスビット穴有り:6、7、8、9、10、15、20、25、30、40

1/4SQアダプター

ヘックスの1.5が無く、マイナスが大きめというのが特徴。

トルクスは潔く全て穴有り(いじり止め)にして、サイズを稼ぐというのは利点でしょうか?

トルクスの6、7、8、9辺りが入っているのでトルクス愛好家にはおすすめ。

プラスドライバーが同サイズで2個ずつ入っているので、PHとPZかと思ったものの…どうもどちらもPHっぽいのが意味不明。

まぁ普通はPHがあれば用は足りて、滅多にPZは使う機会がないけれども…。

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まとめ

ということで、まとめます。

DEENのマルチパーパスビットラチェットと類似品を紹介

自分はe-choiceのマルチフレックスビットセットをゲット

特殊なエクステンションバーによって変幻自在

持ち運ぶ工具を減らせるので車載工具に向いてそう

内容や価格を考えると、e-choiceが1番良いような気がしますね。

果たして本当に同じ物なのか、それとも違う物なのか…という疑問はありますが。

まぁでもe-choiceを使った感じ、これで十分使える気がします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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