驚きの値段にもかかわらず、しっかりと使えることで話題となっているワークマン。
最近では「バイク用」を謳った製品も増え、「バイク用」とまでは書かれていなくてもバイクを意識した商品も増えてきています。
それだけではなく、かつてのように作業着の中からバイクに使えそうな商品を探すと…お宝が見つかることも。
ワークマンでは春夏カタログと秋冬カタログという形で、年に2回カタログが発表されます。
その中からバイクに使えそうな商品を独断と偏見で、各ジャンルごとにピックアップした記事を作成しています。
この記事はそれらをまとめた記事となっています。
Contents
ジャケット
2024春夏
王道はやはり上記のコーデュラユーロデュアル3Dメッシュジャケットでしょう。
2022年春夏カタログにて新登場となり、2023年と2024年はバージョンアップ!
2023年からは7ヶ所にプロテクターポケットのうち、肘と肩にはパッド入り。
バイク用ではなく補助的なもの…という注記はあるものの、やはりパッドが入っていると入っていないでは大違いです。
2024年にはポケッタブルが無くなり、フードも無くなったことでよりシンプルにライディングジャケットらしくなりました。
そしてこちらがエアロガード ステルスジャケット。
バイク用ではありませんが、お値段2,900円とお買い得なメッシュジャケットです。
元来は虫除けに長袖を着たいけど…暑い…というところなのでしょうが、このメッシュ具合はバイク用にも良さそうな感じ。
インナープロテクターなどと組み合わせれば良い感じではないでしょうか。
下記記事では上記2商品を含む、全13商品を紹介しています。
少し肌寒さの残る春でも使える商品や、暑い真夏に使える商品と、春夏向けのジャケットをピックアップしました。
2024/2025秋冬
まずは秋用として上記の裏アルミMA-1タイプジャンパーを紹介。
元々はフライトジャケットであり、ミリタリーから通常のファッションアイテムとしても一般化したMA-1タイプ。
バイク界でもMA-1をモチーフにしたジャケットがありますよね。
2023年モデルからは裏アルミがシルバーからブラックとなり保温力アップなだけでなく、脱いだ時や隙間から悪目立ちしなくなったのが良い!
2024年モデルでは通常のMA-1の他に、より防寒性に優れた裏ボアタイプのHJ002Bという商品もラインナップされています。
冬用としてはイージス360°リフレクト透湿防水防寒ジャケットがオススメ。
2023年より中綿量がアップとなり、不確定情報ではありますが色々な情報を整理すると200gになったと思われます。(2024年も変更無し)
これはワークマンの冬物の中でも最大級の数字となり、イージス防水防寒スーツライディングと同じ数字となります。
今名前が出たイージスライディングは上下セットで4,900円という破格なので、何も持っていないという方はライディングを選ぶのが良いでしょう。
下記記事では上記3商品を含む、全24商品を紹介しています。
秋用の少し薄めのタイプと、冬用の厚手のタイプと両方を紹介していますので用途に合わせてどうぞ。
またバイク用ではなく、バイクに転用できそうなアウトドアっぽい商品も多くありますよ。
パンツ
2024春夏
2022年春夏に新登場となったコーデュラユーロライダースメッシュパンツの後継モデルと言って良いでしょう。
2024年仕様からは内側に羊革のヒートガードを装備!
マフラーが足に近い位置にある車種などでは嬉しい装備ですね。
こちらはバイク用ではなく、普通のズボンですが超通気4Dイージーストレッチパンツです。
2020年春夏に登場しマイナーチェンジを行いつつ継続販売中。
パッと見るとデニムにしか見えませんが、近くで見るとポロシャツのような鹿の子編みになっています。
そのため超通気の名前のように、風が通って涼しいという商品ですね。
ストレッチ性の良さと、太もも部分のカーゴポケットがバイク乗りにも便利。
転倒時などの防御力は期待できないでしょうが、暑い夏を少しでも快適にしてくれるパンツです。
下記記事では上記2商品を含む、全14商品を紹介しています。
少し肌寒い春先から、真夏に使えそうな商品を見繕ってみました。
2024/2025秋冬
元をたどると名称は異なるものの2021年に登場した超撥水ユーロボア防風デニムパンツ。
登場時からライダーの間で話題になった商品ですね。
2023年では唯一の弱点だった膝の蛇腹部分にもボアを採用。
「膝の部分が風を通して寒い…」というユーザーの声に応えた形になりました!
2024年モデルからはデニムブラックのみ、裏ボアではなく裏フリースに変更。
暖かさ重視ならF.レザーブラックかデニムネイビー、シルエット重視ならデニムブラックを選ぶことになるでしょう。
個人的にイチオシとしているのが、こちらのマイクロウォームパンツ。
裏地がマイクロフリースとなっているために、非常に暖かいです。
防風ではないので、真冬には風の当たる膝の部分に寒さを感じますが…秋口から初冬まで長く使える良い商品です。
オーバーパンツとしてはイージス360°リフレクト透湿防水防寒ストレッチストロングパンツが鉄板。
もちろん1枚で履いても良いでしょうが、寒い時にはオバパンとして使うのにおすすめ。
下記記事では上記3商品を含む、全19商品を紹介しています。
1枚で履いてそれなりの防寒を期待できる商品の他に、オーバーパンツとして上から履けるタイプも紹介しています。
カッパ・レインウェア
バイク用のカッパとして販売されている唯一の製品が、この3レイヤー透湿レインスーツバイカーズです。
前後セットで5,800円という破格ながらも、耐水圧20,000mmの透湿度2,000g/m2/24hという性能!
ちなみに2021年春夏からは後継製品であるBR002Aが登場しており、こちらは透湿度が3,000g/m2/24hにパワーアップしています。
しかし…色がネイビー1色しかないために、好みが分かれるところかもしれません。
下記記事では上記1商品を含む、全12商品を紹介しています。
上でも書いているようにバイク専用品は上記のみですので、他の製品をバイクで使う場合は浸水などがあっても自己責任になりますが…良さげな製品は多いです。
グローブ
2024春夏
まずは真夏用のエアーメッシュプロテクショングローブです。
メッシュの名前の通り通気性抜群の真夏用のグローブとなっています。
こちらは2024年春夏の新作となっており、以前より販売されているAPG02 エアーメッシュプロテクショングローブと2種類のメッシュグローブが展開されています。
あくまで個人的な感想ですが、こちらの新作の方が出来が良いのに安い!
色が1色しかないことと、タッチパネル対応のためにレバーが滑りそうな素材…という2点が気にならなければ買いです。
こちらはライトプロテクショングローブという商品で、夏用というよりは通年用の商品です。
少し厚手ということもあり、オールシーズンではあるものの…少し寒い時期の方が使い勝手良いかもしれません。
ヤギ革が使われており、購入時から柔らかくフィット感が良い商品。
プロテクターもしっかりと装備されつつも、主張があまり無いので乗るバイクを選ばないのが良いですね。
下記記事では上記2商品を含む、全12商品を紹介しています。
レイングローブもこちらで紹介していますので、お探しの方はカッパの記事ではなく下記の記事をどうぞ。
2024/2025秋冬
2024年の秋冬カタログで、最もバイク用のウィンターグローブと言えそうな商品です。
昨年のウォームライディンググローブの後継モデルと思われ、ナックルガードが付いている唯一の商品。
「防風」のアイコンはないものの…防水かつ中綿量があるので、問題無いレベルの防風性はあるでしょう。
2024年モデルでイナレムの名前を冠し、透湿度が非常に高くなったのがポイントです。
プロテクターが不要という方には、こちらのディアテックス防水防寒グローブベルト付きになるでしょうか?
先ほどのイナレムギアシリーズ同様に中綿量が多い上に、内側がフリース素材となっているために手を入れた瞬間から暖かい!
快適さならイナレムギアシリーズ、暖かさならディアテックスシリーズになりそうです。
下記記事では上記2商品を含む、全13商品を紹介しています。
レイングローブもこちらで紹介していますので、お探しの方はカッパの記事ではなく下記の記事をどうぞ。
ブーツ・靴
2024春夏
重圧そうな見た目に反して非常に軽量で、メッシュを使っていることで通気性も確保しているのが特徴。
モデルチェンジを行い2,500円に値上げとなったのが残念ですが…まだまだ安いと言える商品でしょう。
脛まで守れるハイカットかつ、紐が無いのがバイクに向いています。
パッと見はミドルカットのスニーカーということで、乗る車種やシーンを選ばないのが特徴。
バイクを降りてからも違和感なく使えますね。
万が一のことを考えると、くるぶしまで守れるミドルカット以上の靴を履いておきたいところ。
見た目にこだわる方におすすめです。
下記記事では上記2商品を含む、全9商品を紹介しています。
バイクで安全靴は安全なのか?という議論にも触れています。
2024/2025秋冬
2021年秋冬に登場したガレラス防寒ミッドカットです。
2023年には品番がG282からG283に変更され、値段が1,900円から2,500円にアップ。
2024年には2,900円に値上げとなりましたが…まだまだコスパ抜群と言えるモデルです。
防寒の名の通りに裏側にはボアが大量に使われており、足首も守れるミドルカット。
安全靴では無いため、爪先の鉄板が嫌いな方も選択肢に入ってくるでしょう。
2022年春夏までは101という品番で販売されていた、ライザクトセーフティシューズ。
2022年秋冬より111という品番に変更され、カタログ上では最もバイクを推した商品となっていますね。
見た目は好みの問題となりますが…紐を使わずにベルクロを使っている辺りがバイク向け。
紐が引っかかって立ちゴケ…なんてことが防げます。
しかもベルクロは3か所も付いており、フィット感の微調整が可能。
絶対シフトパッドだろ!と言いたくなるような大型親指タフパッド採用もバイク乗りには嬉しいですよね。
下記記事では上記2商品を含む、全11商品を紹介しています。
真冬向きの防寒ブーツと、通年用とも言えるタイプとに分けて紹介していますよ。
ツナギ・作業服
いわゆるオーソドックスなツナギ。
腰の部分のシャーリングで動きをサポートしてくれます。
なんと言っても2,500円に値上げとなりましたが…それでもまだまだ安い!
最初のツナギにおすすめ。
デザインツナギの名の通り、少しオシャレなデザインのツナギ。
整備や洗車だけでなく、ファッションとして着るのも良いかもしれません。
定番の長袖以外に、半袖やサロペットがラインナップされているのも嬉しいですね。
素材としても薄手の春夏用となっています。
冬にはツナギの内側に、裏アルミのインナースーツがおすすめ。
動きやすい袖無しタイプと、腕までしっかり暖かい袖付きが選べるのでお好みで。
下記記事では上記3商品を含む、全14商品を紹介しています。
普段着でも整備はできますが、汚れ防止や怪我防止、更には気分高揚に専用の作業服があると良いですよ。
実際に購入・使用して良かった物
実際に自分が購入してみて、使ってみて良かった物に関しては別記事でまとめています。