XTZ125のナックルガード(ハンドガード)とショートレバーをレビュー!【取付方法】

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オフロード車らしいルックスと言ったら、ハンドガードですよね?(偏見)

見た目はもちろんのことながら、林道走行時に木の枝なんかがバシバシ当たるのが気になり…ナックルガードを付けてみることにしました。

今回はそんなナックルガードと、それに伴い変更したショートレバーを紹介します。

貧乏ライダーらしくAmazonの激安品なのですが…これ結構気になっている方多いのではないでしょうか?

結論から言うと…本家には当然及ばないものの、ホビーユースなら十分では?って感じです。

商品の紹介だけでなく、取り付け方法についても紹介したいと思いますよ。

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XTZ125のナックルガード・ハンドガードを紹介!

今回購入した製品は、こちらのです。

もうね、パッと見てわかるように某メーカーのコピー品。

果たして品質はいかに?

個人的な話ですが、製造業に少し関わっていた経験があり海外でも色々な部品を作ってもらっていました。

その経験から想像(あくまでも想像です)すると、下記パターンのどれかかと。

①某メーカーの製品が中国のOEM

②某メーカーの製品の製造元が作っている

③某メーカーの製品のコピー商品

お値段を考えると…まぁ③番が妥当でしょう。

基本的に①番は同一の製品、②番は製造元は同じ物の…多少の違いがある、③番は…いわゆるパチモンって感じです。

本物のZETAのアーマーガードを見たことがありますが、ガードの金属の強度が全然違いそうですので、まぁ③番といったところでしょう。

Amazonで注文しましたが、こんな感じの梱包で届きます。

一括りにして梱包テープで巻いてあるという…実に中国らしい梱包です。

(ちなみに、本当に中国製かどうかは知らないです)

バラして見るとこんな感じ。

見るからにZETAのコピー。

本家とは違い、プロテクターもセットになっています。

ガードは本家同様にアルミと思われますが、なんだか衝撃でパキっと割れそうな空気を出した鋳造品です。

ZETAのもアルミの鋳造だと思うんですけど…簡単には割れなそうな雰囲気があります。

とは言っても、価格差が5倍くらいありますからね。

自分のようなライトユースには十分かと思われます。

(コケた際に割れたら次を考えます。笑)

ちなみに、プロテクターですが本家と違いカーボン調のちょっとザラついた表面になっています。

ステッカーを貼ろうと思っている方は、注意して下さい。

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XTZ125のショートレバーを紹介!

今回購入したのはこちらの商品の(画像の通り)です。

こちらは(恐らく)同一と思われる製品が、色々なメーカーから販売されています。

有名なところですとMZSとかFTRTとかでしょうか。

購入していないのでわかりませんが…恐らく同じ物と思われます。

これまた某メーカーのコピー品ですね。

いわゆるZETAのピボットレバーなわけですが…これは正直パッと見は本家と変わらないような気も…。

恐らく本家同様にCNC旋盤を用いた切削品。

アルミの材料が違うのかなぁ…?

個人的には図面もしくは、現物採寸をしたものを基にしたコピー製品と思っています。

安い理由は開発費もあるでしょうが…多分材料を安いもの使っているのかと。

(あくまで個人の想像です)

ちなみにこちらはこんな感じです。

ブレーキ側に小傷があるのはご愛敬。

これまた4倍は価格差がありますので、細かい部分は目を瞑ろうってモンです。

多少バリがあったり、小傷があったりと…こういったところでもコスト削減しているんかな?

そして肝心の色味、アルマイト色ですが、ほぼAmazonの画像の通りです。

強いて言えば、少し青が濃い目。

自分としては青と言いつつ…水色みたいなアルマイトがきたらショックだと思っていたのでOKです。

ちなみに自分の経験では中国のアルマイトってピカピカしたミラー調?みたいなものが多い印象。

こちらもその例に違わず、わりとピカピカしたアルマイトです。

国内でアルマイトかけるとマットっぽい感じに仕上がることが多い気が…。

どっちも指定すれば出来るんかもしれませんがね…。

そして大切な事ですが、この製品は中国生産のXTZ125用です!

ブラジル製には適合しないので注意。

ネットでパッと調べたところによると、こんな感じです。

(間違っていても責任は負えません)

中国製・・・セロー、WR250用

ブラジル製・・・KDX125用

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XTZ125 ナックルガードとショートレバーの取付方法!

取り付けですが、レバーを先に取り付ける方が楽です。

このナックルガードは純正レバーでも取り付くらしいですが…かなりギリギリという情報が多いですね。

自分としてはレバーはどちらも2本以上の指をかけないので、ショートレバーに変更しました。

※これは自分の作業例です。

この記事を参考にしての不具合や、事故に関しては責任を負いかねます。

参考にする方は自己責任でお願い致します。

ショートレバーの取付方法

ブレーキレバー

まずはブレーキレバーですが、画像赤丸部分を10mmのメガネorソケットで取り外します。

上下でサンドイッチになっているので、両側に工具を使います。

レバーはこのボルト1本で止まってますので、ココを外せば取り外せます。

外したら、スプリングが入っているので落とさないように注意。

付くようにしか付かないですが…外れてしまった場合はこの位置に戻しておいて下さい。

部品を外したら掃除です。

ボルトのピボット部分や、レバーホルダーなどを掃除します。

ちなみに…ボルトのピボット部分は既に黒い筋が入っています…。

グリスがほとんど見られないので…組立時にグリスをケチったか…。

綺麗に掃除したらグリスを塗っておきます。

ここはマルチパーパスグリスとか、リチウムグリスとか言われる…いわゆる万能グリスでOKです。

あくまでも主観ですが…モリブデングリスは乾きやすい(雨に弱い?)印象があります。

そして画像のような黒い筋を(焼き付き?)残しやすい印象も…。

高温になるわけでも高荷重なわけでもないので、モリブを使う意味は無い…むしろ弊害の方が大きいかと。

画像は無いですが、ブレーキレバーとマスターシリンダーの接点にも万能グリスを塗っておくと良いですね。

ちなみに外した純正レバーと、購入したピボットレバーの比較です。

取り付けは取り外しの逆です。

スプリングを忘れず、ボルトで固定するだけですね。

このレバーのポイントは、位置の調整が可能なところ。

画像赤丸のネジを調整することで、レバーの位置を調整することが出来ます。

好みで調整出来るのは非常に大きなポイントですよ。

そしてピボットレバーの最大の特徴は、転倒時の破損防止機能!

画像のように、反対側に大きく倒れるんです。

ちなみにスプリングが入っており、画像のように可倒させても戻ってくるのですが…今一つ戻りが悪い辺りがチャイナクオリティ。笑

クラッチレバー側は問題無く戻る辺りが個体差。笑

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クラッチレバー

続いてクラッチレバーです。

これまたブレーキと同様に上下のボルトナットを10mmのメガネかソケットで外します。

(下側の写真忘れました)

ブレーキと違い、クラッチ側にはクラッチワイヤーがあるのでワイヤーを外す必要があります。

画像は既に取り外し後ですが…このように各ボルトナット、ホルダーの切り欠きを一直線に合わせます。

この切り欠きからワイヤーを外し、その後にワイヤー先端のタイコ部分をレバーから外しますよ。

先にタイコを外すのはかなり困難ですので…ワイヤー側を先に外すのがおすすめ。

ちなみに外した純正レバーとピボットレバーの比較です。

ショートレバーを付ける前に、せっかくですのでクラッチワイヤーに注油を行います。

画像ではワイヤーインジェクターを使っていますが…別に無くても問題無いです。

ちなみに、クラッチワイヤーの注油はですね…チェーンルブがおすすめ。

グリススプレーだと奥まで行きにくいですし、5-56系のオイルスプレーだと乾くのが早いんですよね…。

意外と何でも使えるチェーンルブさんです。

取り付けは取り外しの逆で進めますが、クラッチスイッチに注意!

画像取り忘れましたが(役立たず)、レバーが外れたら覗いてみて下さい。

変な棒が飛び出しているハズ。

レバー取付の際にこれを折らないように注意です。

クラッチスイッチの役割は、クラッチを切っているかどうかの判断です。

これが折れると…クラッチを切っても、切ったという信号が行かなくなりまして…。

実害としてはギアが入った状態で、クラッチを握ってもエンジンがかからないということに。

ニュートラルなら問題無くエンジン始動は可能ですが…。

※お詫びと訂正

折れた場合、常にクラッチを切っていると判断することがわかりました。

そのため、ギアが入った状態でクラッチを握らなくてもセルが回ります。

ちなみに断線した場合は、クラッチが切れていないと判断する構造とのことです。

誤情報申し訳ありませんでした。

レバーの取付は、まずワイヤーのタイコをレバーに取り付けます。

その後ワイヤーをナットとホルダーに通し、ボルトで固定という流れ。

ボルトのピボット部の掃除とグリスアップを忘れずに。

この辺りの写真を撮り忘れて申し訳ありません…いきなり完成図です。

こちらのレバーですが…専用品ではないためか、設計が甘いのか…フルで握るとグリップのスイッチホルダー側に当たります。

なのですが…2本がけの場合はこの状態になる前に薬指が挟まれます。笑

実質実害は無いと思って良いかと。

薬指が挟まれる前にしっかりとクラッチが切れるように、クラッチの繋がりを調整をしておきましょう。

それとは別にクラッチ側にもレバー位置の調整機能が付いています。

こちらは好みの位置に調整します。

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ナックルガードの取付方法

ナックルガードの取付ですが、購入した製品はほぼポン付け可能でした。

取付金具?が複数ありますので、まずそちらから。

ハンドルバーに付ける金具のアダプターは、細い方です。

もう片方が写ってなくて申し訳ないのですが…厚み違いで2種類入っています。

なので、厚みが厚い方を使用。

そしてハンドルエンドの金具は太い方(赤枠の方)を使用します。

では取付ですが、簡単な左側から解説です。

XTZ125はグリップのエンドが閉じているタイプ。

ナックルガードを付ける際にはグリップエンドに穴を開けるか、グリップを貫通タイプに交換する必要があります。

自分はグリップには不満が無かったので、穴開けでいきました。

画像のようにまずカッター等で、十字に切り込みを入れると楽ですよ。

その後、切込みの端を丸く繋ぐようにして穴にします。

後は納得いくまで綺麗に仕上げます。

ハンドルに取付金具を取り付け、ナックルガードを取り付けます。

この時に、まずはユルユルの状態で仮組します。

フィッティングを確認し、干渉が無く好みの位置を探してから本締めへ。

ネジは1か所を締めずに、各部を少しずつ均等に締めていくのがコツですね。

完成するとこんな感じ。

続いて右側ですが、基本的には左側と同じです。

1点違うところですが、右側はアクセルグリップですので稼働するということ。

引っ掛かり防止のために、見た目度外視で比較的大きめに加工します。

グリップエンドの膨らんだ部分までカットし、プラスチックのスロットルカラーが出るようにしています。

そして少し隙間が空く位置で取り付けスロットルが引っ掛かりなく回ることを確認。

手を放しても戻ってこなかったら惨事ですからね…。

本家の方はどうやらこの部分にプラカラー、というかプラスチックシートが挟まるようです。

どの程度の効果があるかは不明ですが、プラシートで滑らせてやろうという考えですかね。

それ以外は左側と同じです。

仮止めしてフィッティング、スロットルの動きを確認したら本締めという流れですね。

完成後の全体像はこんな感じになりました。

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まとめ

ということで、まとめます。

Amazonの激安ナックルガードとピボットレバーは意外と良い

バンバン転ぶような使い方は怖いが…万が一目的なら良いのでは?

某メーカーのコピー品だが、価格差を考えると良く出来ている

某メーカーの製品があまりにも高くて手が出ないって方には、是非ともこちらの製品をおすすめしたいと思います。

今のところ転倒試験は出来ていませんが。笑

調べた感じですと、多少転んでも問題無いって情報が多いです。

ある程度になると、ハンドルバー側の金具の部分で割れるみたいですね…。

自分のように万が一の時のためであり、どちらかと言うとドレスアップ目的な方には非常に良い製品ではないでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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