ハクキンカイロを全てのバイク乗りにオススメしたい!効果を上げる秘策も紹介

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冬のバイクって寒いですよね…。

近年は電熱アイテムが増えてきたこともあり、昔ほどのツラさはないかもしれませんが冬が厳しい季節なことには変わりないです。

そんな寒さに悩むライダーに声を大にしてオススメしたいのがハクキンカイロ!

昭和レトロなフォルムからは想像できないでしょうが、その戦力はまだまだ一級品。

バイクにキャンプに登山に…更には日常生活にも万能に使えるだけに絶対持っておいて損はありません!

そんなハクキンカイロを愛してやまない自分が、暑苦しく魅力を語りたいと思います。

ついでに、ハクキンカイロを更にパワーアップさせる秘策もお教えしましょう。

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ハクキンカイロを全てのバイク乗りにオススメしたい!

ハクキンカイロとは?

見るからに昭和レトロ臭の漂うパッケージですし、1960~70年代頃に小学生時代を過ごした方には懐かしい商品ではないでしょうか?

なんと登場したのは昭和どころか大正時代!

大正12年とのことですので…もはや昭和というのはありますが、当時としては超画期的な商品だったとかなんとかかんとか。

燃料として使用するベンジンが希少だったそうで、当初は軍隊を中心に使用されていたそうで一般人に普及したのは戦後の話。

戦時中には陸軍が軍用トラックのキャブヒーター代わりに使っていた…なんて話もあるとかないとか。

使い捨てカイロの普及によって忘れられていくことになりますが、近年「使い捨てない」というエコな性格が評価されてかジワジワと人気が再燃しているそうです。

そんな御託は良いとして、何が凄いのか?何でオススメするのか?という部分を紹介しますよ。

・使い捨てカイロの約13倍の熱量

・(製品によるが)最大約24時間保温

・(消耗品はあるが)何年でも使える

・カッコいい

何と言っても使い捨てカイロの約13倍の熱量という性能の高さ!

カバーを付けて使うのが一般的ですが、なぜなら…素手では持てないほど熱くなるからです。

一度使うと使い捨てカイロには戻れないレベルで暖かいです。

そして最大約24時間というライフの長さ!

中に入れる燃料の量で時間の調整が可能ですので、その日の予定に合わせて無駄なく使えるのもエコロジー。

燃料と火口と呼ばれるパーツは消耗品ですが、本体は繰り返し何回でも…どころか何年でも使用が可能。

初期の頃の(大正時代や昭和初期の)製品がいまだに現役というのも珍しくないそうな。

ただし、今は使い捨てカイロが安いので…決して繰り返し使えるからと言って安上がりなわけではない…というオチはつくかも。

最後にカッコいい!

いやもうカッコいいかダサいかは人それぞれだと思うけど、この道具感と言うかメンテナンスしながら使い続ける愛用品感と言うか…バイク乗りならきっと心惹かれるハズ。

ちなみにオッサンからは「ハクキンカイロ?懐かしいね」と言われ、若者からは「何すか、それ?」と言われて会話のきっかけにも。

ちなみにここまで力説しておいて…自分はハクキンカイロではなくZippoのハンディウォーマーを使っている。

と言ってもジッポーのハンディウォーマーはハクキンカイロのOEM製品なので、基本的には同じ物だと思ってOKです。

じゃあなんでZippoの方を使っているかと言うと…こっちの方がカッコいいから、それだけである。

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ハクキンカイロの使い方!

・キャップと火口を外す

・燃料を計量して注ぐ

・火口を戻す

・火口をライターなどで暖める

・キャップを戻す

使い方は上記の通り。

公式サイトが動画でも紹介しており、それが非常にわかりやすいので是非ともそれを見て頂きたいところ。

自分が文章でグダグダ書くより100倍は分かりやすいハズ。

ちなみにZippoのハンディウォーマーだと計量カップの構造が違うので注意。

噂によると年式や製品によって計量カップがまちまち…なんて話も。

でも多少使い方が違うだけで、やることは一緒なので無問題。

公式のわかりやすい使い方動画はコチラ。

ハクキンカイロで火事や事故は起きないのか?

火を使う製品だけに火事などの事故が心配なところですが、基本的には安全な製品です。

少なくとも自分は何年も使用していますが、火が上がったり服を燃やしたり…なんて経験はありません。

紹介したようにこの製品が登場したのは1923年。

素材の変更等の細かなモデルチェンジは行われているものの、100年近く経つ現在まで基本構造は変わっていないそうで。

火事などの事故が起こる構造であれば、とっくの昔に廃盤になっているか構造変更がされているハズです。

それに中の燃料を燃やして発熱しているわけではなく、触媒燃焼という反応?を利用しているとかなんとか。

自分はよくわかってないので…知ったかするとボロが出そうなので…。

最初にライターなどで火を使いますが、これも火を点けているのではなく、プラチナ触媒が触媒燃焼するのに必要な温度まで暖めているだけなんだそうです。

つまりハクキンカイロの中で火が燃えているわけではないので、非常に安全性は高い商品となっております。

ただし燃料は引火性の高い液体ですし、暖めるためとは言っても火を使うのも事実。

燃料を注ぐ際にこぼしたり、揮発した燃料に引火したり…なんて可能性はゼロではないかと。

使用中は比較的安全ですが、準備段階などは細心の注意が必要です。

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ハクキンカイロのベンジン・燃料の比較

ハクキンカイロの燃料は基本的には専用のベンジンとなっています。

しかしZippoのハンディウォーマーでは、Zippoオイルが専用の燃料扱いになっていますね。

先ほども紹介したように、ジッポーの製品はハクキンカイロのOEM品ですので…どちらの組み合わせも使用が可能です。

他にもホワイトガソリンやZippo以外のライター用オイルなどを使う方もいるようですし、実際使えるようですが…一応公式外なので自己責任ということで。

そういう自分はZippoオイルを使用しています。

ちなみに昔を知っている方ですと、「ハクキンカイロ専用ベンジン」というのが指定燃料だと思われるかと。

しかしこれは生産終了となったようで、公式では代替品として「エビスベンジン」と「NTベンジン」が紹介されています。

公式ホームページによるとこの2商品は、過去の「ハクキンカイロ専用ベンジン」と全く同一の中身…となっているので違いはないということ。

しかし色々と調べてみると結構「違う」という人が多いんですよね。

自分が使った印象としても微妙に違う気がする。

性能比較としては下記表の感じ。

  エビスベンジン NTベンジン Zippoオイル
実売価格 880円程度 860円程度 700円程度
容量 500ml 500ml 355ml
1ml辺りの価格 1.76円 1.72円 1.97円
温度
時間
匂い

わかりやすくするために優劣を付けていますが、その差は微々たるものだったりします。

それに予告なく中身に変更が入ったりもするので、そういった違いかもしれません。

自分がZippoオイルを使っているのは、Zippoハンディウォーマーだから…というのもありますが、匂いが1番少ない気がするから。

それと入手性が非常に良いのも魅力。

ベンジンはホームセンターや薬局などで売っていますが、必ず置いているとも限らない。

(大きめの店舗なら大抵ある)

Zippoオイルなら最悪コンビニで133mlの小缶が売っています。

高いけど…めっちゃ高いけど…。

まぁ出先で燃料が切れて補充する機会なんて滅多にないけどね。

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ハクキンカイロの効果を上げる秘策を伝授!

ハクキンベルト

純正品でもハクキンベルトという名称で専用品がありますが、ぶっちゃけなんでもOKです。

上記のような安いものでも十分に目的は果たしてくれますし、純正品は高過ぎる気も…。

ポケットに入れておくだけでも暖かいですが、やはり地肌に近いところで暖めたいところを暖めるのが効果的。

Tシャツの上にこのベルトを巻いて、腰を暖めるのがおすすめの使い方です。

このベルトではなくカバーに紐を付けるなどして首から下げ、みぞおちの辺りを暖める…なんて使い方もおすすめです。

ハクキンカイロの効果を倍増させてくれる素敵なヤツなのですが…欠点は何と言ってもダサい。

まぁこの季節に服の下のコレを人に見られることはないでしょうが…マジックテープがいまいち君で外れてしまった時なんかは悲惨です。

寄る年波に勝てないオッサンならいざ知らず、若い方には抵抗があるかと。

見えなければどうということはないと開き直れればイチオシアイテムです。

裏アルミプリント長袖

→ワークマン公式サイトで見る

こちらは今をときめくワークマンの裏アルミプリント長袖ハイネックという商品。

同シリーズにハーフジップもあり、お値段はどちらも変わらず1,900円です。

裏アルミって流行っているようですが、仕組みを考えるとなるべく肌に近いところで使いたいところ。

(肌に直接はNGとされています)

インナーを1枚着て、その上にこれを着ると体温を反射させて暖かさを逃がさない…ということですね。

上記公式画像ではかなり奇抜なカラーが目に付きますが、もちろん自分は無難な黒。

左下が白っぽいのは光の加減で…決して色あせてしまったわけではございません。

(カビてるわけでもないぞ!)

今は書かれていないですが、出た当初の製品には「+3℃」とか書かれていたんですよ。

これでこの冬からは着ぶくれとおさらばだ!と意気揚々に買ってきたのですが…あんまり効果を体感できず。

正直やっちまったなと思っていたのがこちらの商品です。

1,900円とは言え、ワークマンのインナーの中ではお高い商品。

1,500円くらいの起毛のやつ買った方が良かったんじゃ…と後悔した製品です。

あ、決して製品が悪いと言っているわけではありません。

動くと体温が上がって効果があるのでしょうが、運動量のないバイクだとあまり違いがわからず…というだけのことです。

製品としてはこの値段で背中はもちろん、お腹側にも…どころか腕の部分まで…裏側はフルアルミ!

なかなか頑張った商品だと思います。

もうお分かりかと思いますが、体温の変わりにハクキンカイロの熱を反射させてあげると暖かいです。

インナーの上に首から下げるなどしたハクキンカイロを装備。

そしてその上にこの裏アルミを着て、その上には好きなアウターを。

1,900円が無駄にならなかったどころか、買って良かった商品に生まれ変わりましたとさ。

そう、ハクキンカイロの写真の下にワークマンのカタログがあったのは…この前振りだったんです。

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まとめ

ということでまとめます。

ハクキンカイロを全ライダーにオススメしたい!

アイテムを組み合わせると更に効果倍増!

3,000円くらいで買えますので、気になった方は是非とも買ってみてください。

そして是非ともハマってください!

クジャクちゃんが好きな方は本家のハクキンカイロを、Zippo派の方はハンディウォーマーをどうぞ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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